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「道徳」でも“アクティブ・ラーニング”!                                                                                                                                                                                  ―3年生 道徳−

3年生では、「白球の軌跡」という読み物教材(「道しるべ」)を活用して道徳の授業を行いました(川口教諭)。
<「白球の軌跡」のあらすじ>
東京ベアーズの河野選手は,チームメイトから信頼され、ファンからも常に熱い声援を受けています。いわばチームのスター選手。しかし,年齢には勝てず、今年はチームのブレーキになっていました。ベアーズのオーナーは,河野選手と同期の後藤監督に,「ファンを裏切るな,いい場面で河野を使い,そして勝て!」,と言います。一方、河野選手は,監督に「自分がチームを愛する気持ちは人一倍強い。遠慮なく切れ!それが監督の仕事だ。」と伝えます。後藤監督は難しい決断を迫られました。

河野選手を使い続けるべきか、それとも試合から降ろすか?授業ではそれぞれの理由も考えながらディスカッションを行いました。
ある生徒からは、「プロ野球のチームとしてファンの期待を裏切るべきではない。河野選手を使い続けるべきだ。」等の意見がありました。一方で、「同期としての信頼があるからこそ、河野選手の意思を尊重するべきだ。」等の意見が出ました。
2週続けて、同じ教材で道徳を行いましたが、それぞれの立場の意見やその理由をじっくり聞くことで、新しい考えが生まれた生徒もいたようです。来学期もさまざまな教材を活用し道徳の授業を進めていきたいと思います。

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