二学期のスタートにあたって
37日間の夏休みが終わり、いよいよ二学期が始まります。
テレビや新聞では、日本各地で大雨の被害がでているとの報道が続いています。 改めて、日本は自然災害と常に隣り合わせであること、日頃の準備と心構えが大切であることを強く感じました。 さて、みなさんはこの夏休みをどのように過ごしたでしょうか。補充学習で自分の苦手教科と真摯に向き合った人もいたでしょう。暑い中、熱中症を気にしながら部活動を頑張った人。自分の趣味の世界を一層深めた人。読書や旅行をして見聞を広めた人など、いろいろだと思います。 感受性の強い君たち中学生にとって、そのような経験が、心と身体を一回り大きく成長させ、同じ景色なのにこれまでと違って見えると感じさせるかもしれません。 しかしながら、全ての人が100%目標通りやり切れたかと言えば、それは中々難しいと思います。多くの人がもう少し頑張っておけばよかった、という反省があるのではないでしょうか。 どうであても、二学期のスタートラインはみんなに、平等に、今日与えられました。 一年生は初めての経験だと思いますが、上町中学校の秋は「文化活動発表会」を頂点に、君たちが「文化」「芸術」「学問」とふれあい、成長する絶好の季節となります。 自分自身が成長するだけでなく、仲間と切磋琢磨して、集団としての質の向上もめざしてもらいたいと思います。 「ローマは一日にしてならず」です。日々の努力を惜しまず、すばらしい経験を積極的に積み重ねてください。 二学期の君たちの豊かな成長と、大いなる成果を期待しています。 校 長 林 田 国 彦 |