学校の様子(5月7日)
玄関の生け花が、昨日、いつもお世話いただいてる仁平さんが交換してくださいました。休み中にもかかわらず、毎週火曜日ボランティアで世話をしていただいています。本当にありがとうございます。
赤い花が「アンスリウム」です。つるが「ドラゴン」、そして白いバラです。「アンスリウム」について紹介します。 熱帯アメリカに600種類以上が分布します。地面に根を下ろす地生種や、気根という根を茎から出して、樹木などに張り付いて生長する着生種があります。形態も種によっていろいろで、鉢植えでよく見られる直立性のほか、つる性もあります。園芸では用途別に葉を鑑賞するものと花を観賞するものに分けられ、主に観葉植物や鉢花、切り花として扱われます。 長い軸を伸ばしてその先に1枚の葉を付けます。表面がビロード状に鈍く輝き、葉脈の色がくっきりと浮き出て美しいものが多いです。形は種により様々で、大きなものでは長さ1mになります。 花は棒状の肉穂花序(にくすいかじょ)と花びらのような仏炎苞(ぶつえんほう)からなっています。花の本体が肉水花序で目立つ仏炎苞は葉っぱが色づいたものです。仏炎苞は赤や白、紫、ピンク、緑、黄緑などがあり、鑑賞価値が高く切り花や鉢花として利用されるものから、地味で目立たないものまであります。厚みがあってろうのような光沢をもち、ハート型、卵形、細長くとがった形などがあります。花後に白や赤の球状の果実を房状につけ、美しい種もあります。 アンスリウムの名前は、ギリシア語のアンサス(花)とオウラ(しっぽ)からきており、肉穂花序の姿にちなみます。 ![]() ![]() |
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