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今週の生け花(5月27日)

 毎週火曜日は、近隣にお住いの仁平さんがボランティアで玄関に生け花を飾っていただいています。ありがとうございます。
 今週の花は「デルフィニウム」「ユリ」「カーネーション」です。「デルフィニウム」について調べてみました。
 大きく澄んだブルーの花が、とても美しい「デルフィニウム」。目の覚めるような鮮烈な青色で青花の重要な色素である「デルフィニジン」はデルフィニウムから名付けられたほどです。そのため、青い花の代表花とも呼ばれています。とはいえ、花びらに見えるところは「ガク(萼)」で花は中央の部分なんだそうです。
 「デルフィニウム(Delphinium)」という名前は、ギリシア語でイルカを意味する「デルフィン(Delphis)」が由来です。つぼみの形がイルカに似ているからですね。なぜイルカのような形をしているかはこのような伝説があります。
 ギリシャの海辺近くに、オルニトプスという青年が住んでおり、毎日のように釣りを楽しんでいました。ある日、うっかり海に落ちてしまい、泳げない彼は、イルカたちに助けられました。それ以来、心が通じ合うようになり、イルカの群れは彼のすぐそばまでやって来るようになりました。
 ところが、毎日のようにイルカが来るため漁師たちの漁獲量が減ってしまい、仕事ができなくなってしまいました。漁師たちはイルカを捕らえようと計画します。そこで、オルニトプスはイルカたちを、沖へ逃がしてやりました。それに怒った漁師たちは、腹いせに彼を海の中に突き落とします。 泳げない彼は、溺れて死んでしまいました。その後、オルニトプスの死体を見つけたイルカたちは、嘆き悲しみ、花にしてもらうように神に祈りました。神はそれを聞き入れ、イルカたちの仲間として、つぼみがイルカによく似ているデルフィニウムの花に生まれ変わったということです。花言葉の「慈悲」というのはこの言い伝えがもとになっています。
 青い海の中を泳ぐイルカのイメージのように花の色も美しく青いものになりました。「マリンブルー」なんて品種もあります。花言葉の「清明」はそのような印象から生まれたものです。
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