1年生百人一首交流戦どの教室でも、白熱した札の取り合いが繰り広げられました。それでも、感染症対策を意識してか、勝どきを上げる生徒は例年よりも少なく、ガッツポーズで喜びを表現する生徒の姿が印象的でした。 2月3日(水)には、最後に百人一首大会が予定されています。この大会もまた、三密を避けて、教室で実施されます。思うように札が取れず、悔しい思いをした生徒は、練習を積んで、ぜひ雪辱を果たして(≠リベンジ、≒捲土重来)ほしいです。 1年生の様子【1月22日】お昼休みの図書館の様子です。個別ブースで漢字の勉強をしたり、本を探したりている様子です。 百人一首交流戦に向けてさて、百人一首には、「人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香(か)ににほひける」という歌があります。この歌を詠んだのは、『土佐日記』の著者でもある紀貫之という人物です。みなさんは、歴史の授業で、『古今和歌集』の撰者として習ったかもしれません。 紀貫之は、いまの和歌山県から京都の自宅に帰る途中、うっかり馬に乗ったまま神社(蟻通神社:大阪府泉佐野市)の境内に入ってしまいます(防寒着を脱がずに他人の部屋に入るぐらい、神さまに対して失礼な行為です)。 したがって、天罰(?)があたり、馬が倒れてしまいます。その際に、紀貫之は頭にかぶっていた冠を池に落としてしまいました。困っていたところ、偶然通りかかった農民が池にずぶずぶ入って冠を拾います。 この農民に感謝した紀貫之は、お礼に「冠」という名前を授けました。これが泉州地域(南大阪)に多い、冠という苗字の由来だといわれています。 覚えるのが苦手だという方は、このように詠み人や歌の内容を調べてみてはどうでしょうか。覚えやすくなるかもしれません。 1年生の様子【1月20日】先日から、持久走の授業が始まりました。男子は、2000m走の測定。女子は、5分間走でした。 学年の上位タイムが発表されると、次は、絶対に上位に食い込むぞと意気込む声が聞こえてきました。 持久走は、タイムだけでなく自分自身に向き合える競技でもあります。次は、1秒でもタイムを縮めるぞと目標を掲げて、自分自身に向き合える力をつけてください。 1年生の様子【1月19日】今日のお昼休みの様子です。グラウンドを見ると、元気にバレーボールやドッジボールをする人、次の時間の百人一首のテスト勉強をしている人などそれぞれに楽しく過ごしています。 3時間目の体育の時間は、雪がちらく程の寒さでした、給食を食べた後元気に運動をしていました。現在、感染症対策のため、給食中に会話が出来ず前を向いて食べています。給食で我慢をした分、運動でストレスを発散してください。 また、テスト勉強をしているクラスでは、「どうやれば、覚えることが出来るかなぁ」と悩んでいる人もいました。100首覚えるのは大変だと思いますが、百人一首大会ではまず、決まり字を覚えましょう。 代表的なものだと、一枚札の「上の句:ほととぎす なきつるかたを ながむれば」「下の句:たたありあけのつきそのこれる」のように上の句の一文字だけで、下の句が判断できるものがあります。それを覚えて、一枚でも多く取れるように頑張ってください。 |