答辞 卒業生のことば( 3月14日)身を切るような、寒さの厳しい季節も終わり、日差しには春の暖かさが満ち溢れるようになってきまました。この3年間を思い返しながら、私たち70期生130名は今日卒業します。 新しい制服に身を包み、たくさんの期待を胸に東陽中学校の生徒になった日のことが、つい昨日のことのようです。 入学して最初の行事の一泊移住では、初めてカヌー、カヤックに挑戦しました。 また、夜のオリエンテーションの大縄跳びでは、互いに応援し合い、大いに盛り上がりました。 クラスメートの距離が縮まった楽しい時間でした。 (略) 日々の生活の中で、友達とすごす時間はかけがえのないものでした。 入試前日に、緊張している私に対して、友達は、「大丈夫。と応援してるから、安心して受けてきてね。」と背中を押してくれました。 その言葉に勇気をもらえて、友達がいることのありがたさを感じました。 自分の思い通りにいかなくて悩むこともありました。 でも、それを乗り越えられたのは、どんな時も一緒にいてくれた友達のおかげです。 普段は恥ずかしくて言えないけど、感謝しています。いつもありがとう。 学年の先生がたや部活動の先生方、本当にお世話になりました。委員会の仕事で悩んだとき、先生方は「無理しないでいいよ。自分らしくすればいいよ」と言ってくださいました。 あの言葉は、生き詰まって辛い時の支えになってくれました。 先生がたがくださる言葉はどれも温かくて、私たちに勇気を与えてくれました。 私たちを思ってくれる先生がたと出合えてよかったです。 本当にありがとうございました。 そしてどんなときも、私たちの味方でいてくれたお父さん、お母さん、家族のみんな。3年間学校に通わせてくれてありがとうございます。 中学校でたくさんの思い出をつくることができたのも、全部、お父さん。お母さんのおかげです。お母さんはどんなに忙しくても、何も言わずにご飯をつくってくれます。 お父さんは、私たちのために毎日働いてくれています。 そんなことを、私は、心のどこかで、当たり前だと思ってしますこともありました。 自分のことで、精一杯で、お父さん、お母さんにあたってしまうこともありました。 それでもいつも私の味方でいてくれて本当にうれしかったです。 これからもたくさん迷惑をかけると思うけど、よろしくお願いします。 (略) 私たちは、お互いに認め合い、笑いあい、励ましあい、たくさんの愛に包まれて成長してきました。この出会いを大切にし、「愛溢れる学年」の一員であったことに誇りをもって生きていきます。 (略) 卒業生代表 眞砂 藍奈さん |