2年生の様子写真の花は元気アップの方々が日々育てて下さっているカサブランカです。少し頂いて学年の手洗い場に置かせてもらっています。美しく凛とした佇まいで手洗い場を明るく清々しい雰囲気にしてくれています。植物からエネルギーをもらって今日も頑張りましょう。 2年生 キャリア学習担任が「なぜ教師になったのか」という話をするクラスもあれば、働き方に関する映像を観ていたクラスもありました。また、2組では教育実習生がアルバイトの経験談を披露してくれました。 現代において、働くことは、生きがいでもあると言われています。とりわけ、日本ではこの傾向が強いのではないでしょうか。仕事が人生の一部を占めているという見解について、批判は少ないと思います。 ところで、各クラスでのキャリアに関する取り組みを眺めていると、ふと、サンテグジュペリの『星の王子様』の一節を思い出しました。 「船を造らせたければ、木の切り方ではなく、大海への憧れを説きなさい」 学校ふうに敷きなおせば、「子どもに勉強させたければ、勉強の仕方ではなく、将来への希望を教えなさい」といったところでしょうか。 今回のキャリア教育をきっかけに、生徒のみなさんが職への憧れや興味を強めてくれることを期待しています。 2年生の様子今日、2年生は全クラス、理科の実験でした。 理科の授業では、化学の分野を学習しており、炭素で酸化銅を還元する実験を行いました。 試験管をガスバーナーで燃やしていたので、試験管の先が真っ黒になり、変形しており、びっくりしている生徒も何人かいました。 座学だけではなく、実験をすることにより、より理解を深めることができました。 放課後は、英語検定です。2年生も何名か受検します。 自分の力を出し切り、がんばってください!! (2年生:近藤) 2年生の様子【5月26日】また、「学校生活をおくるにあたって」という冊子を使って、細かな規則の共通理解も図りました。こちらもおろそかになっている部分がないか、自己チェックしてお互いが気持ちよく学校生活をおくれるようにしましょう。 2年生 学校生活ルールの確認本日、「学校生活を送るにあたって」を生徒に配布しました。 また6時間目に、改めて、学校のルールについて確認しました。ルールは、学校生活をよりよくするために必要なものです。規則について、それぞれ説明が行われました。 近年、校則は社会的に注目されることが多くなりました。大阪府立高校での「黒染め訴訟」をきっかけに、「ブラック校則」という言葉が広まったことは記憶に新しいと思います(本件訴訟は、今年2月に地裁判決が出ました。結局、元生徒(原告)は、「地毛が黒髪」であったと事実認定されています)。 学校のルールのあり方については、生徒を含めた学校関係者全体の理解のもとで、ルールを守る大切さを指導していくことが求められていると感じています。 ところで、「よいルール」とはいったいどのようなものでしょうか。この点、よいルール( ≒ 正義)の作り方については、米哲学者ロールズの考えが参考になります。 例えば、ロールズによれば、クラス内で話し合いをさせても、生徒がよいルールは決めることはできません。なぜなら、クラスには、人気者の生徒とそうではない生徒がいるからです。 作られるルールは、個人の発言力の大小に影響を受けます。人気のある生徒や、口の上手い生徒の意見ばかりが採用されては、真によいルールは作ることはできません。したがって、ロールズは、相手がどういう人物か分からない(=無知のヴェールを被った)状態でないと、本当の正義は実現しないと説いたのです。 本日の6限での話を機に、ルールのあり方についても、生徒のみなさんには目を向けてほしいと思います。 |