今日の給食写真は、季節の食材である「三度豆」を給食室で調理しているところです。今日は鹿児島県から届きました。「さやいんげん」とも呼ばれる三度豆は、いんげん豆が大きくなる前にさやごと食べる野菜です。江戸時代に隠元禅師(中国のお坊さん)が伝えたとされています。ふだんは冷凍の三度豆を使用していますが、旬の5月には生のものが使えます。 残念なことに、三度豆は子どもたちにあまり人気のある食材ではありません。しかし、成長期に必要な鉄、亜鉛などのミネラル類、ビタミンB1、B2、K、Cなども豊富に含みます。食べず嫌いも多いようで、おかわりするのを躊躇している様子も見られました。冷凍とは食感も甘みも格段に違います。上手に調理された「三度豆のソテー」は、ほんのり甘くておいしかったようです。食べてみると「おいしい!おかわりする!」という声も増え、残食もあまり多くはありませんでした。旬のおいしい味を覚えて食べることを楽しんでくださいね! |
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