児童虐待防止に関わる研修・令和5年2月7日(火)16時〜17時 ・令和5年2月14日(火)16時〜17時 2 場所 ・大阪市教育センター 講堂 3 ねらい ・児童虐待において起こり得る様々な事象や問題に関する知識や対応の方法を理解する。 4 内容 《講義》「児童虐待の理解と支援」 《講師》大阪教育大学 高度教職開発系 教授 水野 治久 ・虐待を受けている児童生徒の背後には複数の課題(親密性を求める、愛 着、保護者との繋がりにくさなど)があり、担任一人で抱え込むことのないようにチーム学校で取り組むことが大切だというお話でした。 ・その際、「学習面」「心理・社会面」「進路・キャリア面」「健康面」の4つの領域について、児童生徒本人・保護者・学校関係者に対して、どんな支援ができるのかを様々な立場のメンバーで一緒に考えていくことが必要だということでした。 《事例検討》 ・事例を読み、4つの領域についてどんな支援ができるのかを各自で考えました。その後、事例に登場する担任の先生にどんなことを確認し、どんな声をかけるのかを数名で協議しました。 5 受講生からの声 ・事例について他の先生方と話し合うことで、いろいろな意見や視点で考えることができた。実際に対応する際も、このように一人で抱え込まずに話し合うことが大切だと実感した。 ・事例による研修で参考になった。生徒指導は伴走であると改めて思った。この考えを大切にしていきたい。チームの大切さと当該職員のつらさや大変さを共有することの大切さが分かった。困っているのはだれか、を考えていきたい。有益な研修であった。 ・養護教諭の立場を生かして、担任とはまた違う目線で子どもたちのことを見守っていきたいと思った。そして、何か気になる点やいつもと違う様子に気づいた時には見過ごさずに報告するよう意識していかなければならないと感じた。 |