幼稚園新任教員研修2
1 日時
・令和5年11月9日(木曜日) 12時45分〜17時 2 場所 ・大阪市立今里幼稚園 3 ねらい ・指導者の教育的意図をもった働きかけについて学ぶとともに、保育研究の重要性を理解して積極的に取り組むために、新任教員による保育の参観や研究協議等を通して、保育の指導方法を習得する。 4 内容 ≪研究保育≫「つくるのっておもしろい!」 <保育者>今里幼稚園 教諭 清水 千奈 5歳児の「芋づるリースづくり」を参観しました。子どもたちは、どんぐり、まつぼっくり、木の実といった自然物の素材を使って、自分なりにイメージを広げて飾り付けをし、意欲的に製作活動に取り組んでいました。 ≪研究協議≫ 最初に、保育者から、当日の保育にいたるまでの過程や、工夫した点についてお話いただきました。それをもとに、環境構成や子どもたちへの働きかけなど、普段の保育の中で自身がどのような工夫を図っているかについて情報共有を行いました。また、事前課題として作成した保育指導案や実践記録をもとに、気付いたこと、感じたことを交流したり、互いに助言を送ったりしました。 ≪講話≫「造形活動を楽しむために」 <講師>今里幼稚園 園長 大海 幸恵 造形が“得意な子”ではなく、“好きな子”を育てること、子ども個々の良い点を見付けてほめること、子どもたちの作品に間違いや失敗はないと認識することなど、造形活動を楽しみ、より豊かなものにするための大切なポイントについてご教示いただきました。後半は、ひっかき絵(スクラッチ)等について、さまざまな技法を教えていただき、受講者が実際に体験しました。 5 受講生の声 ・「造形表現が得意な子どもを育てるのではなく、好きだという気持ちを育む」という言葉が心に響きました。子どもたちにとって造形表現が楽しいと思えるような保育をしていきたいとあらためて思いました。 ・子どもたちの様々な表現を見逃さず、具体的に認めたり、周りの子どもにも知らせたりすることが、満足感や自信をもつことにつながっているのだと分かりました。ほめるだけでなく、認めの語彙を増やし、願いをもって子どもたちに言葉をかけていきたいと思いました。 |
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