「エビデンスベースの学校改革」プログラム研修 (第2回)令和6年5月25日(土) 13時15分〜17時 2 場所 大阪教育大学 天王寺キャンパス 西館1階(講義室A) 3 ねらい 現在の学校現場が抱える課題に対応可能な学校組織の構築を支援するため、最新の研究・知見・先進事例を紹介し、それらを参考とした既存の取組の強化と具体的な行動計画作成、学校改革推進に役立つデータ分析等について講義・演習を行う。 4 内容 本研修は、大阪教育大学連合教職大学院の授業(全6回)を大学院生と一緒に受講し、最終課題として、先行研究のエビデンスを踏まえて、各校が抱える課題の解決を図るための取組案を作成するというものです。今回は2人の先生方より講義とお話がありました。 (講師)大阪教育大学大学院 連合教職実践研究科 准教授 庭山 和貴 大阪教育大学大学院 連合教職実践研究科 准教授 桐村 豪文 (ポジティブ行動支援とは?の研修例) 受講者が自校園でポジティブ行動支援(PBS)に対する研修を実施する際に、どのように行えばよいか、という視点でポジティブ行動支援の基本的な考え方や学校全体で取り組むポジティブ行動支援について、ワークやペアトークを行いながら学習しました。また、受講者が研修をすぐにでも実施できるような講義で、とても参考になるものでした。 (TFIの測定とSWPBS推進計画作成) 前回の講義でまとめた自校園の既存の取組について、学校規模ポジティブ行動支援(SWPBS)と統合できそうか、どのように良くなりそうかについて考えました。そして、それを実際に取り組むことができるかどうかを検討するために、まず、自校園の現在の状態をSWPBSに必要な要素の実行度を評価する尺度(TFI)に基づいて数値化しました。その後、「最小の労力で最大の効果を得ることができそうな項目」をTFIから選び、そこから「改革」を始めていくことが重要だ、と知ることができました。 5 受講について 「エビデンスベースの学校改革」研修プログラムは、平成30年度に7校のモデル校で実践を開始しました。今年度はモデル校5校、フォローアップ校(過去のモデル校)8校で実践を進めています。取組内容を広めるため、本HPで概要をお知らせするとともに、今年度も「エビデンスベースの学校改革プレ研修」(7/24、8/5)を開催(※大阪教育大学みらい教育セミナーと同時開催)します。 |
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