マシュマロ実験 〜 児童朝会
衝動にブレーキをかける力。
これがある人ほど人生で成功する? アメリカで4歳の子どもたちを対象に、ある実験が行われました。 まず子どもが一人ひとり部屋に呼ばれます。 机の上には「マシュマロがひとつ」お皿にのって置かれてます。 そしてこう伝えます。 「私は今からこの部屋を出なくちゃいけない。でも、15分後に戻ってくるよ。 そこでもし君がマシュマロを食べずに残しておくことができたら、 マシュマロをもうひとつあげよう。 でももし食べてしまったら、もうマシュマロはあげないよ」 結果は…。 3分の2の子はがまんできずに食べてしまったそうです。 そしてこの実験後の追跡調査では次の結果が出たそうです。 〇22歳になった時 →食べるのをがまんできた子どもの方が成績優秀者が多かった。 〇45歳になった時 →食べるのをがまんできた子どもの方が社会経済的地位が高かった。 目先の欲望にとらわれることなく、長期的に判断できる人。 つまり「自制が利く人」は成功しやすい。 そして、子どものころに「自制が利く人」は大人になってもそれが継続しやすい。 面白い研究ですね。 私たちはついつい目先につられてしまいます。 でも、少し先のことを考えることができれば「自制を利かせる」ことができそうです。 『今』も大切。 でも『今の学年が終わる頃どうなっていたいか』を考えて行動することはもっと大切なのかもしれないですね。 ※6月17日(月) 児童朝会 校長講話 |
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