教育目標:希望にもえた豊かな人間性の育成 1.すすんで学び、あすをきりひらく力を。 2.からだをたいせつにし、たくましくきたえる力を。 3.みんなで心をあわせ、ともに高まる力を。 『校訓』勤勉 挑戦 親切
TOP

一学期終業式講話

 例年より梅雨明けが遅いようですが、今週初めからセミが鳴き始め暑い日が続いています。すでに熱中症の搬送者が400人を超え亡くなった方もおられます。皆さんも十分注意をしてほしいと思います。
 さて、今日で一学期が終わります。懇談会では、それぞれ一学期を振り返り、学習、生活両面で、よく頑張ったところ、もっと努力してほしいことなど、担任の先生からお話があったと思います。一つ一つの節目ごとに、自分を振り返り自分を知ることは、今後の成長にとって大切なことです。謙虚な姿勢で受け止めてください。
 始業式で話したことを覚えていますか。心がけてほしい大事なことを三つ話しました。一つ目は、しっかり学習し、将来に向けての力をつけてほしいということ。学習に取り組む姿勢が大切です。二つ目は、仲間づくり。学校、学級という集団の中で支えあうことによって自分自身も成長できます。認め合い、支えあえる仲間ができたでしょうか。三つ目は、何事にも挑戦し努力してほしい、ということ。何か一つでもいいから自分で決めたことを続けることができたでしょうか。今一度、振り返ってみてください。
 また、すでに始まっているものもありますが、運動部の人たちには夏の大会が始まりますね。3年生には、この大会を最後に引退する人も多いこともあり、思いもひとしおでしょう。毎年、各種目で、3年生の思いのこもった好プレーを見ることができます。悔いのないように、しっかり準備して頑張ってほしいと思います。ただ、勝敗は時の運。勝って終われる人は少数です。高校野球では、最後の夏に一度も負けずに終われるのは日本全国でたった一チームです。勝つことだけが目標なら、その目標を達成できるのはたった一チームだということです。君たちの中に、将来、その競技でご飯を食べていこうと思っている人はどれくらいいるでしょうか。ほとんどの人がそうじゃないでしょうね。それじゃあ、この三年間の部活動の意味は何なのだろうか。一人ひとりが引退する時に、この問いにきちんと答えられるなら、たとえ優秀な成績を残せなかったとしても合格だと思います。
 今年から一週間短くなりましたが、明日からの37日間の夏休み、こんなことができた!と言える夏休みにしてください。そのためには、楽なことや流されやすい心に打ち勝ち、自律、自ら律する心、自分をコントロールすることが大切です、思わぬ事件や事故に巻き込まれないよう、8月25日には、全員の元気な顔が見られるよう、お願いして、終業式の話を終わります。

文字: 大きく | 小さく | 標準 配色: 通常 | 白地 | 黒地
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31