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長崎原爆の日

今日は長崎原爆の日でした。広島に世界で初めて、核兵器が落とされたわずか3日後の午前11時2分に、長崎でも繰り返された悲劇。7万人以上の方の命が奪われました。

この広島、長崎の原爆による被害はよく「地獄絵図のようだった」と語られています。あれから76年の年月が経ち、被爆を経験された方も数少なくなってきました。

けれども被爆を経験された方は、後世に同じ悲しみを繰り返さないためにと語り部活動をされています。

小崎登明さんは、今年の4月に93歳でその生涯を閉じた直前まで、長崎の被爆体験を語り続けた1人でした。
今年の長崎平和宣言では、彼の手記が引用されました。

「世界の各国が、こぞって、核兵器を完全に『廃絶』しなければ、地球に平和は来ない。
核兵器は、普通のバクダンでは無いのだ。放射能が持つ恐怖は、体験した者でなければ分からない。このバクダンで、沢山の人が、親が、子が、愛する人が殺されたのだ。
このバクダンを二度と、繰り返させないためには、『ダメだ、ダメだ』と言い続ける。核廃絶を叫び続ける。
原爆の地獄を生き延びた私たちは、核兵器の無い平和を確認してから、死にたい。」

戦争を始めるのは人間ですが、それを止めることをできるのも私たち人間です。「二度と繰り返したくない」と体験した人たちの想いを、私たちは引き継がねばなりません。

そして、長崎市長が語られた「長崎を最後の被爆地に」するために平和への願いと行動を、少しずつ積み重ねていきましょう。
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