１６日の児童朝会ははじめに「税に関する習字」についての賞状が送られてきたので、伝達しました。
　続いて、「税」について少し話をしました。
　
　いま、「税に関する習字」で賞状を渡しましたが、みなさん、「税」って何か知っていますか？（税金という声もチラホラ聞こえました。）
　そう、良く知っていますね。ちなみに、弘治小学校も皆さんのお父さん、お母さん、地域の皆さんが働いて納めてくださった税金によって建てられています。大事にしたいですね。
　漢字ではこのように書きます。（「税」と大きく書いたプリントを掲示）
　そこで、校長先生はこの字について少し調べてみました。
　この字の左の部分を何というか知っていますか？（「のぎへん」という声が返ってきました。）良く知っていますね。のぎへんと言いますね。米や麦などの穀物をあらわすそうです。右は兄の上に点、点がついていますが、兄というか、一人前の大人ということだそうです。で、この一人前の大人から穀物を「剥ぎ取る」というのがこの字の意味だそうで、一人前の大人たちから穀物を取り立てるものが「税」の意味のようです。
　ちなみに、剥ぎ取った後、裸になる。つまり、漢字で、肉づきがついたらこの字になります。（「脱」の字を掲示）着ているものを剥ぎ取って裸になるので「ぬぐ」となるわけです。
　また、難しいことを、言葉で一つ一つわかるように剥ぎ取っていくと、説明の「説」になりますね。
　漢字って、面白いですね。機会があったら調べてみてください。
　
　ところで、あと１０日ほどで待ちに待った冬休み。まだまだ寒いけれど、健康に気をつけて、最後までがんばりましょう。

　※写真は校長室前の靴箱に増えた飾りです。年末っぽいでしょ。