いずれ菖蒲か杜若
6月3日の児童朝会では「いずれ菖蒲か杜若」の話をしました。
しばらく前には梅雨に入り、梅雨といえばアジサイやでんでんむしを思い浮かべますが、梅雨の時期に咲くいくつかの似た花があります。 「いずれ菖蒲か杜若」という言葉を聞いたことはないですか。 あまりないかもしれませんね。アヤメとカキツバタ、そして、花ショウブは似ているので、区別が難しいのです。(厳密にはショウブと花ショウブも違います。) 意味は「どちらも優れていて、選ぶのに迷うこと。どちらもきれいな花なので、優劣を決められないということ」だそうです。 では、それぞれの花について写真を見てください。(順に写真を見せる) 似ていますよね。校長先生も区別の仕方を忘れてしまったので、調べました。 「花ショウブは花の中心部が黄色くなっています。カキツバタは中心部が白、アヤメは縞模様になっています」 今日は皆さんにこれを覚えてもらおうというわけではありません。知らないことがあっても、自分で調べられれば良いのです。自分で調べて分かる力が大切です。 そのためには、調べたことがわかる力とコンピュータなどで調べられる力が必要です。その力をしっかり身に着けてください。 もう一つ大事なのは、「なんでかな?」という疑問を持つ力。今日の授業でもいくつかの「なんでかな?」を見つけてください。 |
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