修学旅行の取組み全校集会 校長講話(5月16日)
校長講話の全文です。
来週の月曜日からは中間テストですね。もう準備は始めていますか?1年生のみなさんは中学校での最初のテストですから,戸惑うこともあるでしょうが先生方に聞いてしっかりと準備をしてください。2年生3年生の生徒の皆さんはもちろん大丈夫ですよね。 歴史を紐とくと人類史上最初の「試験」にあたるものは,今から約1400年前日本では聖徳太子が政治を行っていたという飛鳥時代、中国の「隋」で始まったのが最初だと言われています。当時の呼び名は「科目による選挙」=「科挙」と言われていました。とてつもない試験だったようで2泊3日がかりだと言います。一生を左右する試験でしたからカンニングも横行していて(清の時代までこの制度は続いていたので、着ていたシャツにびっしり書かれたカンニングペーパーが残っています),カンニングが見つかると死刑に処せられたそうです。まさに,命がけですがカンニングはいけませんよね,本校でもカンニングが見つかれば0点になります。いまさら言うことではありませんが。 さて,試験は自分の日ごろの学習の理解度を試すチャンスです。ただ,最初に言ったように準備がいります。一定の期間の授業内容を試す訳ですから,授業でやる小テストとは訳が違います。ですから,日ごろ一日に塾以外での家庭学習がゼロの人も,計画的にたとえ1時間でもやりましょう。ゼロにいくらかけてもゼロですからね。 決して、あきらめないでください。あきらめるには早過ぎます。ガンバレと言うのは簡単ですし,私は「ガンバレ」という言葉自体あまり好きな言葉ではないのですが,ことテスト(をして成績をだすこと)だけは避けては通れないので,準備はしっかりとして欲しいものです。 一泊移住説明会
先週金曜日に、1年生保護者対象の一泊移住の説明会を開催しました。多くの参加をいただきありがとうございました。冒頭、校長からの話は部活動とりわけスポーツ系は運動量が小学校に比べ格段に増えるので、バテきみの生徒もいるでしょうが夏休みを超えることさえできれば、続けていけるので頑張るように家庭でも励ましの言葉をかけて欲しい旨の話をしました。次に学年主任の加藤のほうからは学校の現段階の様子が報告されました。
さて、6月8日と9日に貝塚にある「少年自然の家」で宿泊研修を行います。一番の目標は集団での規律を守る、ルールの中での団体行動があげられました。 ご家庭では、準備にご苦労をおかけますが、主体的にお子様に準備をさせることは中学生なら当たり前ですが、確認のほうはよろしくお願いいたします。 また、わからないことがあればお気軽に学校までご連絡ください。 歯科検診が始まりました検診の結果をしっかりと受け止めて治療がいるなら早急に、そして日ごろからの“歯磨き習慣”もこの機会に見直してみましょう。 1年生「ケータイ・スマホの使い方」に関する学年集会メリットは緊急時にすぐ連絡できる。すぐにものごとを調べられる。交友関係が広がる。などがあげられました。一方、デメリットは犯罪に近づく可能性。いじめ・トラブルの原因。勉強時間が短くなる、などがあげられました。 要は使い方の問題なのですが、スマホを持つことによるリスク(行動によってもたらされる危険)がわかって使用することが重要です。対策は「持たない」ことが一番ですが、それが無理だとしたら、保護者のほうで「機能制限」をすることや保護者と子どもが約束して「ルールをつくる」ことが考えられます。 それでも、今朝の新聞によれば約束が守られていないのが現実のようで、PTA協議会の調査によると保護者(親)は約束しているつもりでも、子どものほうは勝手に認められていると判断しているようです。 ご家庭でも、面倒くさい面も確かにありますが、何かが起こる前にもう一度家族でルールの確認をされてはいかがでしょうか。 |