全校集会 【校長講話】要約
卓球部、大阪市立中学校文化連盟主催の絵画部門の表彰がありました。
スポーツの秋、芸術の秋などと言いますね。この土日にテレビを何気なく見ていると、フィギュアスケートと体操の世界選手権を放送していました。 フィギュアは羽生結弦選手が優勝。残念ながら体操は金メダルを取ることはできませんでした。金メダルを取ることがすべてではありませんが、なぜ同じ「審判が採点する競技」で絶対的な優位を誇っていた二つの競技なのに、こういう結果になったのか不思議に思いながら観ていました。水泳や陸上競技のようにタイムが出る競技やサッカーや卓球のように得点を競う競技ならはっきりと優劣が出るのでわかりやすいのですね。 すると、ある体操競技評論家が「今回のメンバーは決して悪いできではなかったが、審判団の目には『あまり変わっていない』と映ったようだ」と語っていました。「そのため相対的に中国とロシアが急成長したように見えた」と。ここで私は納得したのですが、現状維持は下降もしくは後退と同じことだということです。厳しい世界ですが、それが現実なんですね。君たちもこの先、頑張っているのに成果が出ない、あるいは負けてしまったということもあるでしょう。その時に、自分でどう思うのか。めげずに、もう少しやってみるのか、あきらめるのか?そこが分かれ目になるのではないでしょうか。 |
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