きまりや約束を守る子に
昨年度の学校アンケートの中に
○あなたはきまりや約束をまもっていますか、という問いがありました。 ・はい・どちらかというとはい・・・77% ・いいえ・どちらかというといいえ・・・23% 結果は、自分自身が、きまりや約束を守っていないと思っている子どもが44人いました。これは全体の23%にあたります。この数字を多いと思われますか?それとも少ないと思われますか?昨年度は全校で7クラス、約束やきまりを守っていないと答えた子どもが平均すると1クラスに6〜7人いるという事になります。 ご家庭にはルールがあります。学校にも、社会にもルールがあります。自分はこうしたいからルールは守らない、これくらいいいだろう、自分さえよかったらいい、とみんなが好き勝手なことをし始めると家庭も学校も社会もまとまりのない、誰にとっても居心地の悪い場所となってしまいます。 例えば、学校では、月曜日に児童朝会があります。ほとんどの子どもが登校後、1時限目の学習の用意をし、運動場で整列し、朝会が始まるのを待ちます。ところが、何人かの子どもは、教室で友だちと話していたり、学校へ来るのが遅かったりして運動場に出るのが遅くなる時があります。すると、きちんと時刻を守っている子どもを待たせることになります。このような行動をみると周りの人に対する思いやりがあればこのようなことは起こらないのにと残念に思います。 ルールを守ることは、人に対して思いやりのある行動をとることに繋がります。皆が人に対して思いやりを持てたら、温かい家庭、学校、社会になると思います。学校では道徳教育を始め、学校生活のあらゆる場面で「きまりや約束を守る」ことを指導しています。ご家庭におかれましても、是非ご協力ください。 校 長 中谷 静香 ―平成25年度 学校だより けやき 6月号より― |