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自主性と主体性

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自発性…誰かや何かの影響や支配によって行動するのではなく、自らの内側から動機を見つけて行動する。簡単に言えば、自分がやりたいと思ったらやる。
自主性…やるべきことが明確で、他の人に言われなくても率先して自らやる。例えば、ゴミがたまってきたから捨てておく。
主体性…自分の価値観に照らし合わせて物事を判断し、自らの責任で最も効果的な選択肢を実行する。目的を考えて行動する。
自律性…法の支配や援助を受けることなく、自分のルールに従って行動すること。規律やルールを重視する。
 主体性は、誰かに依存することもなければ、他者との協力もうまく物事を進められる。かつ責任感もあり、誰かのせいにすることもない。
 「自主性」と「主体性」。似ている言葉に感じるが、「自主性」と「主体性」はそれぞれ異なる意味を持っている。
 「自主性」とは単純に「やるべきこと」は明確で、その行動を率先して人に言われないで自らやること。「自主的に動け」は、言葉を変えると、「同じやるなら、やれと言われてからやるのではなく、いわれるまでにやれ」ということになる。
 「主体性」は、何をやるかは決まっていない状況で、自分で考えて、判断し、行動すること。「主体性を持って行動する」とは、「状況を判断して、自らの責任で最も効果的な行動をとる」ということになる。
 主体性を持ち、自主性のある人材を育てる。指導があって、初めて自主性が育つ。
 自主性とは、他人からの干渉や保護を受けず、独立してことを行うこと。
 自主性は単純に「やるべきこと」が明確になっていて、その行動を人に言われる前に率先して自らやること。
 主体性とは、様々な状況下においても自分の意志や判断で行動すること。つまり「主体性」は何をやるかは決まっていない状況でも自分で考えて、判断し行動することになる。主体的な人とは「目的は何かを徹底して明確にし、それを満たすために何をするかを自分で考え、リスクを承知で行動すること」ができる人。
 「主体性」は、やるべきことをやるだけにとどまらず、場合によっては、今までやってきたことが効果的ではないからやめると判断することもできる。「自主性」は、やるべきことをいかに人に言われる前にやるかということなので、自分で物事を考える習慣がつかない。反射的に行動をしてしまいがちになる。
 この二つの言葉の大きな違いは自分の頭で物事を考えるか、考えないかにある。「自主性」は自分の頭で考えないが「主体性」は自分の頭で考えなければならない。また「主体性」は、とった行動の結果について、自分が責任を負う要素が含まれる。
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