東北視察報告宮城県でお会いした校長先生に言われたことをようやく実現することが出来ました。 「東北での学びを伝え、自分たちの学校をよりよくしていく」を目標に、東北に行った2名が教職員・そして全校生徒に報告しました。 今回は昨年までの一斉報告ではなく、教職員、3年、1・2年生の3回に分け報告しました。先生や同級生、後輩とぞれぞれの世代や立場に合わせて内容を変えて報告しました。 「どんな災害がきても鶴中のみんな、家族のみんなと助かりたい」 「人とつながりをもって笑顔を大切にする」 2人が一番伝えたかったメッセージをテーマに、現地でいただいた資料や自分たちで撮った写真などを用いて、思いを伝えました。 今回何よりもよかったのは、教職員が作ったものではなく、計画から流れそして原稿内容に至るまで、すべて2人で考えました。自分たちが考えた内容を発表したことにより、より訴えかけることができたと思います。 発表した2人だけでなく、それを聴いた人たちも、感想に自分の思いを書き、今後行動に移そうと決めたり、実際に行動に起こすようになりました。 「実際に東北に行かなくても出来ることはたくさんある」7月に講師として来ていただいた諏訪先生に教えていただいたメッセージが実現するのではと考えています。 「今自分にできること」 この2人の発表を通じて、一人一人がそれぞれの立場で本気でそのことを考え、行動に移していくことで、鶴見橋中学校がさらによい学校になっていくと思います。 発表した3年生2人、本当にお疲れ様でした。また今後地域や小学校に向けても発信していきたいと思います。 第2回大阪880万人訓練
今日は大阪府・大阪市・堺市合同主催の《大阪880万人訓練》にともない、鶴見橋中学校でも学校全体で避難訓練を行いました。
11時の緊急地震速報の後、各場所で自分の身を守る行動を行いました。3分後、大津波警報の発令に伴い、4Fのオープンスペースに避難しました。 その後担当教員から緊急速報についての映像、先月訪れた東北での学びを話しました。 「風、水、火の被害はどこにでも起こる。被災地に来たと思わないでほしい。いつどこが被災地になるかわからない。」宮城県で教えていただいたメッセージを全員受け止めてくれました。 今回通常の避難訓練ではなく授業中の取組だったこともあり、特別教室や体育館からの避難でしたが、全員素早く集まり、真剣に話を聴くことができていました。 また3年生女子はプールの授業だったので、担当教員のもと、別で訓練を行いました。 先月訪れた宮城県では多くの尊い命が失われました。「震災前は先生のいる教室からの避難訓練しか行っていなかった。震災当日は放課後でバラバラになっていたためどのように避難してよいのかわからなかった。そのために犠牲になってしまった仲間がたくさんいた。」と本当につらい思いを現地の方から直接お聴きしました。今回の訓練を機会に真剣に行動をすることはもちろんのこと、想定外の場面でも自分で判断し、瞬時に最善の行動をとれるようにしていきたいと思います。 1年生 「命の授業」自分が生まれてきたとき、周りの人はどんな気持ちだったのでしょうか? 「喜んだ」「嬉しかった」そんな答えがありました。みんなの誕生した瞬間に幸せを運んできくれたのです。 そして、人との絆について。手をつないだり、生きている友だちの音を感じたり…。ちょっと照れくさそうでしたが、隣りの友だちの命を感じることができました。 最後に、猿渡瞳さんの話を聞きました。13歳で、骨肉腫を発症した瞳さんは、病気になってあらためて「命の大切さ」に気が付きました。そして、元気な私たちに、「今をしっかり生きてほしい」「いじめで大切な命がなくなるなんて許されない」とメッセージを残してくれました。 1年生の感想の一部です 「命を大事にしないといけない。人生を大切にして、友達と喧嘩とかせず大事に過ごしたい」 「いじめは絶対にしない」 「病気になったのに人のことを思いやったり…瞳さんはすごいと思った。1日1日を大事にしたい」 「自分の命はいろんな人がつくってくれたとわかったから大事にする」 「瞳さんが最後まで生きたいと思っていた。自分も頑張る」 「命がとても大切だとわかった。死ねとか、絶対に言わない」 「出会いは人と人がプレゼントを交換することっていう言葉がとても心に残った」 勝間南瓜収穫祭♪
今年度も勝間南瓜が収穫の時を迎えました!
今年6月に子防プロの手で定植された“なにわ伝統野菜 勝間南瓜” いざというとき、みんなの“いのち”を守る保存食となるようにと願いを込めて大切に育てられてきました。 昨年よりも実は少し小ぶりですが、合計6つもの実がなりました。収穫された勝間南瓜はもしもの時の保存食として保管し、今年11月の防災合宿でも活用したいと思います! |
|