献立紹介
今回は「のりのつくだ煮」についてご紹介します。つくだ煮は「佃煮」と書き、「佃」は大阪市西淀川区にある地名です。
遡ること戦国時代。本能寺の変のあと、明智光秀から逃げる徳川家康が神崎川(大阪市)を渡ろうとした時に、舟を出したのが佃村の漁民でした。舟とともに出されたのが、小魚を煮たものでした。 江戸幕府を開いた際に、家康が感謝の気持ちを込めて佃村の人々を江戸に移住させました。ここの地名を「佃島」と呼ばれ、この地域で作られている小魚を煮たものを佃煮と言うようになったそうです。 たしかに現在でも大阪市西淀川区佃は三角州の地形で、神崎川と深いつながりがあることがわかります。 ※おまけがあるよ |