【献立紹介】6月10日(月)豚肉の梅風味焼き・五目汁・のりのつくだ煮・ご飯・牛乳です。 「つくだ煮」とは、魚介類や海藻などを塩や砂糖、しょうゆやだしなどで煮つめたものです。水分が少なく、調味料の防腐作用があるため、保存性が高まります。 江戸時代から保存食として食べられてきたつくだ煮は、佃島(現在の東京都中央区佃周辺)にちなんで生まれた東京都の名産品です。江戸幕府開府時に徳川家康が、墨田川河口の島に、摂津国西成郡佃村(現在の大阪市西淀川区佃)から漁師たちを移住させました。この島の漁師たちが、江戸幕府に献上して残った魚などを煮込み、保存食としていたものが、江戸から全国へ広まったとされています。 給食に登場するのりのつくだ煮は、砂糖、料理酒、みりん、こいくちしょうゆ、だしを合わせて煮、しいたけ(乾)とかつおぶし、きざみのりを加え、十分煮つめて作っています。 |