南校舎外壁塗装工事完了3月の花2A先生の月紅講話
今日は、A先生の月曜講話の日です。
みなさんは『山笑う』という言葉を聞いたことがありますか?「エー!山が笑うってどういうこと?」「山が笑うわけないやん…」って思ったことでしょう。 『山笑う』というのは俳句に使われる春の季語です。 少し暖かくなってくると、冬に落ち葉を落とした木たちの芽がほっと膨らみ始め、山全体がちょっぴり薄ピンクっぽくなり、山がくすくす喜んでいるみたいに見える様子をあらわした言葉です。(春が来たよ〜)ってうれしそうな気分を表現する言葉です。 みなさんも暖かくなってきて、ちょっとお出かけしたときに山があれば見てみましょう。一日一日、春が近づいてきます。 私たちも暖かくなると、何かやってみたくなりますね。みなさんの顔も寒い冬の顔から、何だかほっこりうれしそうです。いろいろ、やってみてくださいね。 最後に一句、「ゆっくりと のびをしてみる 山笑う」 3月の花今週の校長講話
ピョンチャンオリンピックも昨日おわりました。今週の金曜日からピョンチャンパラリンオリンピックがはじまります。
みなさんはどの種目が印象に残りましたか?先生はパシュートという3人が一組になって滑るスケート競技がおもしろかったです。一番前の人が風除けになってくれるので後ろの人は一人で滑るより速く滑れるそうです。 アイススケートの歴史は意外と古く、人類が歴史を持つころから始まったそうです。最初は動物の骨をつかったスケート靴でした。つぎに木をつかったスケート靴がつくられました。 今から700年ほど前、その木でできたスケート靴をはいて倒れている女性の絵が今も残っています。女性の名前はリドビナです。リドビナがスケートをしたのはこの時が最初で最後だったんです。かわいそうなことにリドビナはこの骨折をきっかけに色んな病気になってしまい、とうとう死ぬまで寝たきりになってしまいました。でも、どんなに苦しい時も神様を信じ、神様を大切に思う心をもちつづけたので、とうとう病人を守る聖女としてひとびとから崇められるようになりました。また、スケートの怪我がきっかけだったので「スケートの神様」とも言われているそうです。 リビドナはオランダ人だったそうですが、スピードスケートの世界でオランダがとても強いのは、自分たちの国にこんなスケートの神様がついていてくれたからでしょうか。 でも、みなさんは怪我をして神様になってはいけませんよ。 怪我をわざとする人はいません。ほとんどが不注意によるものです。校長先生もこどものころから怪我のデパートと言われていましたからえらそうなことは言えませんが、みなさんがけがをするとおうちの人、お父さんお母さんがとても悲しみます。決められたルールを守ることとちょっとした想像力を働かすことでけがをすることが減ります。まず、教室や廊下階段では走らないこと。これをしっかり守ってください。 リドビナの絵のコピーを校長室の前に貼っておきます。後で見てください。 |