ミステイク (校長室だより vol.88)バスから降車するとき、ICカードを間違えてタッチしたのです。間違いに気づいてもう一度タッチしましたが、そのカードも間違いでした。3枚目で、やっと通過できました。乗り換えで急いでおられた後続の方々に、ご迷惑をおかけしました。別に考え事をしていた訳でも、急いでいた訳でもないのに、2回も間違ってしまった自分にがっかりしたのです。 以前テレビ番組で、うっかりミスを防ぐには「声に出しながらの指差し確認」が最も効果的であるという実験をしていたのを思い出しました。しかし、ICカードのタッチ時に指差し確認は、はずかしいので、今後は自分で気をつけるしかないのでしょう。 ただし、仕事上では、「はずかしい」とか「めんどくさい」などで、片付けられません。個人情報を多く扱う業務ならなおさらです。われわれ教職員も例外ではありません。個人情報を扱う場合は、慎重に作業を進めるとともに、複数人でのダブルチェックが重要です。 間違わないようセルフチェックを欠かさないように心掛けるとともに、「人は、間違いをおかすものである。」という前提にもとづいて、チェックをすることの大切さを再認識した出来事でした。 |
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