6年生 「全国学力・学習状況調査を実施しました」カリカリ、カリカリ…。静かな教室の中で、鉛筆を動かす音だけが聞こえてきます。 小学6年生と中学3年生を対象とする『全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)』が昨日、日本全国で実施され、十三小学校の6年生の子ども達もテストに取り組みました。今年度は国語と算数に加えて、理科もあり3教科です。 テスト開始の合図で問題用紙を開き、集中して回答を書き込んでいました。 6年生 理科「ものが燃えるしくみ」(2)瓶の上にフタを乗せるときと、乗せないとき。瓶の底に空気の通り道があるものと、ないもの。それぞれの条件を組み合わせて、4つのパターンでロウソクの燃え方を調べます。 実験をすると、瓶の上にフタを乗せた場合は、ロウソクの炎がだんだん小さくなっていき、最後には消えてしまいました。ロウソクが勢いよく燃え続けたのは、瓶のフタがなく、底に空気の通り道が開いている場合でした。空気の流れを調べるために線香の煙を近づけていくと、瓶の底の穴から煙が勢いよく吸い込まれていくのが見えました。 授業のまとめに、4つのパターンの実験結果を比べて、「空気が入れ替わると、ものが良く燃える。」ということがわかりました。 6年生 理科「ものが燃えるしくみ」(1)キャンプに行って薪を組んで燃やすとき、薪をすき間なく平積みするのと、すき間を空けて格子状に積み重ねるのとでは、どちらがよく燃えるでしょう。6年生の子ども達に質問すると、「自然体験学習でキャンプファイヤーをした時に、すき間を空けて木を組んでた!」など、これまでの生活経験を生かした意見が出てきます。では、実験で確かめましょう。 理科の授業では薪の代わりに、空き缶に割り箸を入れて燃やします。1つ目のカンは上を大きく開けただけのもの、2つ目のカンは上を開いているのに加えて側面に小さな穴がいくつも開いています。 二つのカンに割り箸を入れて火をつけてみると、上が開いているカンは割り箸がなかなか燃えません。しかし、もう一方の側面に穴が開いているカンの方は割り箸がすぐに燃え出して、炎が大きくなりました。 理科室に戻り、バットの上に二つのカンの中身を見比べてみます。上が開いているカンの方は割り箸が燃え切らずに残っていましたが、側面に穴の開いたカンの方は割り箸がすっかり燃えて灰になっていました。残った割り箸の様子がぜんぜん違うので、子ども達はとても驚いていました。 6年生 英語「My birthday is in(?).」6年生の英語の授業では、Rachelle先生のご出身であるフィリピンの自然や文化、生き物のことなどを教えてくださいました。メガネザルやジュゴン、水牛,ジンベエザメやイルカなどの写真が大型テレビに映し出されると、子ども達から歓声が上がります。日本とは異なる文化や自然の様子に、子ども達は興味を持っていました。 自己紹介を兼ねた「Rachelle Quiz Time」も高学年バージョンです。「My birthday is in(?).」などの問題に、グループで相談して英語で回答をしました。 |
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