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今週の校長講話

今日ははじめにお話を読みます。

『ある国の王様は年に一度だけ、自分の家来をお城に招いてパーティをすることが習わしになっていました。
パーティに招待された家来は、手土産に葡萄酒を一本ずつ持ち寄って会場にある大きな樽にあけ、パーティが始まるとみんながそれをグラスについで乾杯することになっています。
ところがある年のパーティで、一人の客が口にした葡萄酒がなんと水になっていました。
彼はびっくりして、そこらの人に尋ねたところ、なんと全員のグラスが水になっていたのです。
そしてやがて、みんなが小声で白状したところ、
大勢の中でひとりぐらい誤魔化してもわかりはしまいと考えて、葡萄酒の代わりに水を注いでいたのが、全員一致し、なんと大きな樽には、水だけしか入っていなかったのでした。 (おしまい)』

「自分ひとりぐらいなら大丈夫だろう・わからないだろう」と、自分さえよければと考える人がいます。
大人の世界でも、こんな人は自分が作ったゴミを分けることをしません。なにもかもいっしょくたに捨てています。
運動会の団体演技の場面なら、そこが目立ってしまい、全体の出来栄えを落としてしまいます。結局は一所懸命に頑張っている人に迷惑をかけてしまいます。
これは自由ではありません。自分勝手といいます。慎まなければいけないことです。

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