1月号
新年 あけましておめでとうございます!
新しい年が始まりました。新年をご家族お揃いで穏やかにお迎えられたこととお慶び申しあげます。旧年中は、保護者・地域の皆様にさまざまなご支援・ご協力を賜りありがとうございました。 さて、平成30年という新年を迎え、子ども達には新たな目標をもって頑張ってほしいと思っています。職員一同、今年も子ども達の健やかな成長のために力を尽くしてまいりたいと考えております。本年も、育和小学校の教育にご理解、ご支援くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。 1%はだけ誰かのために! 新年を迎え、今年こそ何かを始めたい、目標をもって頑張りたい、何かを変えたいと思っている方も多いと思います。そんな方には、まず1%の力で取り組めばよいという考え方がおすすめです。これは、私の好きな作家の一人である鎌田實(かまたみのる)さんの著書「1%の力」の中に書かれています。 著書の中で彼はこう言っています。「陰惨な事件が頻発している。とんでもないことに、多くの加害者が自分は被害者だと思っている。みんな自分のことしか考えられなくなっている。事件にはならないけど、生活の周りで嫌なことがいっぱい起きている。 自分、自分、自分。こんな時、1%でもいいから相手の身になってみることが大切なのです。「1%ずつ」事態は好転するはず。誰かのための1%が社会を変えるのです。(中略) 1%は誰かのために、その1%が回り回って自分に力を与えてくれるように思います。その力をまた、困っている人のために回転させていきます。こうやって回っていくうちに、誰かのためにが、いつか、知らない間に10%になり、20%になり、50%になり、100%を超えるようになったら最高です。」と。 1%だけ生活習慣を変える。1%なら嫌なことも我慢できそうです、1%なら何かできそうです。まず1%だけと思うと心や体を動かしやすくなります。1%から始めることは、何かをスタートさせるコツかもしれません。私は、この1%の考え方は、いろいろなことに応用できると思います。みんなが1%ずつ人のために生き方を変えればわれわれの社会も変わっていくはずです。1%だけでも自分の心を開いてみる。次に1%だけでも相手が心を開きやすいようにしてみる。この1%からがとても大切だと思います。 今年も1%だけ誰かのために、1%だけ学校のために、1%だけPTAのために、1%だけ地域のために力を貸していただければありがといと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 1%から少しずつ誰かのために、そんな考え方をもつことのできる育和っ子が育つ学校にしていきたいと思います。 校長 安 藤 直 |