☆★☆育もう子どもの笑顔と地域の和・・・育和小学校☆★☆

2月号

    春はそこまで・・・
このあいだ新年を迎えたかと思ったら、もう2月。寒さが本格化する時期です。寒いだけでなく,2月はいろいろな試練や苦しみが多いと言われますが,ただ我慢するのではなく、子ども達にはその大変さに挑戦していく気構えをもって頑張っていきたいものです。
 さて、2月3日(土)は、節分です。厄を払うために豆まきを行うお宅も多いと思います。最近では、豆まきと併せて恵方巻きを丸かぶりする風習も全国的に行われています。この風習は大阪から全国に広がったものだそうです。ちなみに今年の恵方は南南東の少し右だそうです。縁起を担ぎながら恵方巻きを家族みんなで丸かじりするのもよいのではないでしょうか。節分の次の日は、立春です。暦の上では春になります。春の気配を伝えるニュースも聞かれるようになりますが、まだまだ季節型のインフルエンザにかかる心配もあります。子ども達には手洗い・うがいを励行させることにより、健康に十分気をつけて寒いこの時期を乗り切ってほしいと思っています。

  靴をそろえる大切さ!「脚下照顧(きゃっかしょうこ)」
育和小学校には、、現在602人の子どもたちが生活し、毎日、上靴や下靴を何度も出し入れしていますが、どの学級も靴がちゃんと揃って靴箱にしまってあります。靴箱だけではありません。保健室や多目的室に下靴を脱いで入る時は、いつも綺麗に靴を揃え並べる習慣が定着してきています。当たり前のことですが、みんなが当たり前のように続けることはとても大切で、「靴箱は、心をうつす鏡」のように感じます。靴をそろえることのできる子は、交通事故に遭わないとも言われています。
私の好きな教育学者の一人である森 信三氏は、「学校の靴箱を見れば、その学校でどんな授業をしているか、どんな先生がおられるか、どんな子どもたちがいるか、レベルが一目でわかる。」と言っています。また、「靴が見事に揃っている学校からは、とても素晴らしい子どもたちが育っていきます。」とも言っています。
福井県に永平寺という大きなお寺があります。今から約800年前、鎌倉時代に、曹洞宗の道元というお坊さんによって開かれたお寺です。その永平寺の入り口に「脚下照顧」の札が掲げられています。「脚下(きゃっか)」とは、「自分自身」を指し、「照顧(しょうこ)」とは「かえりみてよく見る」という意味です。「我が身・我が心」をふり返り、よく見極めて事に当たれという教えです。「反省のない者に向上は無い」と言われます。つまり、「自分の足もと(我が身や我が心)をふり返り、自分の立場をよく考えて行動せよ。」という意味です。そこから転じて「履き物をきちんとそろえましょう。履き物をそろえることで心を落ち着かせ、自分の行いをよく考えましょう。」という意味になったそうです。靴をそろえることは、心を整えて、周りを見る余裕をつくることにつながります。
次の学年まであと2か月。子ども達には、「脚下照顧」の心をもって、家でも学校でも自分の履いている靴をきちんとそろえる習慣をしっかり身につけて、次の学年に進んでほしいと思っています。
         校長 安 藤  直 

文字: 大きく | 小さく | 標準 配色: 通常 | 白地 | 黒地
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

学校評価

運営に関する計画

全国学力・学習状況調査

学校だより

学校安全マップ