☆★☆育もう子どもの笑顔と地域の和・・・育和小学校☆★☆

6月号

  ドキドキわくわく!「育和フェスティバル」!!

 だんだん日差しが強くなり、夏の訪れを感じる季節となりました。学校では、遠足や体力テストが終わり、6月11日(土)に行う「育和フェスティバル」の準備を進めています。「育和フェスティバル」とは、子どもたちが各学級で考えた模擬店を出し、たてわり班でお店を巡るという児童会が中心となって行う活動のことです。1年生の子どもたちにとっては、入学して初めて経験する大きなイベントです。多少のトラブルが生じてくるかも知れませんが、さまざまな経験を通して、集団で協力していくことの楽しさや難しさ、大切さについても学んでいってほしいと考えています。6月11日(土)「育和フェスティバル」には、保護者・地域の皆様も参加できますので、どうぞご来校ください。よろしくお願いいたします。

  戦国武将の教え「本当にむごい教育とは・・・」

 今、NHKの大河ドラマでは「真田丸」が放映されていますが、ちょうどその戦国時代のお話です。当時、駿河(現在の静岡県)を治めていた今川義元は、近隣の弱小大名の長子を人質にとっていました。竹千代(後の徳川家康)もその一人でした。
 今川義元は、教育担当の家来に対し、「竹千代には、むごい教育をせよ。」と一言だけ指示を出します。そして、しばらく経った後、今川義元は、家来を呼び、「どのような様子か?」とたずねました。家来は、待っていましたとばかりに答えました。「はい、早朝から起こし、水練(水泳)をさせ、三食は粗食を与え、昼は馬術や剣術に励ませ、夜は学問と、厳しく教育しております。」報告を聞いた今川義元は、烈火の如く怒ります。「馬鹿者! それはむごい教育とは言わん。朝は好きなだけ長く寝させ、山の幸や海の幸があふれるくらいのぜいたくな食事を与え、武術や学問がいやだと言えば、決して無理強いせず、本人の望む通りに、何でも与えてやるが良い。そうすれば、たいがいの人間は駄目になる。」と言ったのです。家来は、ここまで聞いて、やっと今川義元の真意に気付きます。今川義元は、やがて隣国の大将となる竹千代を、従順なふぬけな人間に仕上げようと思っていたのです。しかし、竹千代は今川義元の思惑通りにはならず、やがて天下を治めるまでに成長していくのです。
 このエピソードには、現代の家庭や社会全体で考えるべき人間の生き方、子どもの育て方について、時代を越えて変わらない真理が含まれていると思います。今、子どもたちが知らず知らずのうちに、この今川流の甘いわなに追い込まれているように思えてなりません。そうならないようにするために、これからも育和の子ども達の健全育成に向けて地域、保護者の皆さんとともに考えていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

             校 長  安 藤  直

文字: 大きく | 小さく | 標準 配色: 通常 | 白地 | 黒地
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
学校行事
3/10 茶話会

学校評価

運営に関する計画

校長経営戦略予算事業

学校だより

図書ボランティア募集

平成27年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査