★3月21日の給食いわしは青背の赤身魚の一種で、良質のたんぱく質の他に、脂質、カルシウム、カルシウムの吸収を助けるビタミンDや抗酸化作用のあるビタミンAなどのいろいろな栄養素を含む魚です。 特に脂質には、血液凝固を抑制して血の流れをよくし、生活習慣病の予防につながるDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)を多く含んでいます。 ★3月17日の給食蒸して仕上げる「蒸しかまぼこ」、あぶり焼きにする「焼きかまぼこ」、金属、竹、木などの串にすり身を円柱状に巻きつけ、あぶり焼きにする「焼きちくわ」や油で揚げる「揚げかまぼこ」、ゆでて製造する「ゆでかまぼこ」には「はんぺん」「しんじょ」「つみれ」などがあります。その他に「魚肉ソーセージ」「魚肉ハム」もあります。 揚げかまぼこは関東地方、東北地方では「さつま揚げ」、関西地方では「てんぷら」、鹿児島では「つけ揚げ」ともよばれています。 ★3月16日とら豆は金時豆やうずら豆と同じいんげんまめの一種です。 いんげんまめには、炭水化物、たんぱく質、カルシウム、鉄、種皮には食物繊維が含まれます。ビタミンB1、ビタミンB2が多く、少量であるがビタミンB6を含んでいます。 とら豆は煮ると皮が柔らかくなり、煮えやすいのが特徴です。粘りがあっておいしく、主産地の北海道では、煮豆といえばとら豆の煮ものを指すほど煮豆に適しているとされています。 ★3月15日の給食児童の好きな献立で、必ず上位にあがるのが「鶏肉のからあげ」であることから、これを卒業祝い献立の主菜とました。 「ピリからあげ」は、鶏肉にしょうが汁、料理酒、みりん、こい口しょうゆ、コチジャンで下味をつけ、でんぷんをまぶし、油で揚げた、旨味とピリッとした辛みのあるからあげです。 「中華スープ」は、焼き豚、はくさい、にんじん、もやし、生しいたけなどの材料と青みににらを使ったスープです。これに、ほたて貝の貝柱と野菜をにんにくの風味で炒めた「ほたて貝と野菜のいためもの」とデザートに、赤い色があざやかな「いちご」を組み合わせています。 ★3月14日の給食菜の花の在来種は、もともと「菜種」と呼ばれ、菜種油をとるのが目的で栽培されていましたが、現在では野菜として食べられるようになってきました。アブラナ科の花(か)茎(けい)を摘んだものを総称して「菜の花」と呼び、「菜(な)花(ばな)」「花(はな)菜(な)」の名で流通しています。 黄緑色の菜種系(在来種)に比べ、濃緑色で葉に厚みのある中国野菜系(西洋種)が現在の主流となっています。 日本では千葉県、香川県、茨城県などで栽培されており、全国的に11月頃から4月頃まで出回り、2月、3月にピークを迎えます。大阪へは、3月を中心に徳島県、香川県等から入荷されます。鮮やかな緑色と独特のほろ苦さに春の訪れを感じる緑黄色野菜でです。 |