7月22日の給食ちまきは、もちの一種で端午の節句と関係が深い和菓子です。もち米やうるち米、米粉などで作ったもちを円錐形に成型して笹で巻き、い草でぐるぐる巻きに縛って作ります。 葉ごと蒸した後、葉をむいて食べます。 中国から伝来したもので、古くは「茅(ちがや)」の葉で包んでいたため、「茅巻き(ちがやまき)」と呼ばれ、転じて「ちまき」となりました。 大阪市の学校給食のちまきは、原材料はすべて国産で、一般的に市販されているものより糖分をひかえたものです。笹は新潟産であり、米の粉などで作ったもちを、熟練の職人が1本ずつ手で巻いて仕上げています。例年、こどもの日の行事献立にちまきが登場しています。 7月21日の給食にんにくは、玉ねぎと同じように根元の球根を食用とします。球根に養分をためておけるように花茎を切り取るが、この部分が「にんにくの芽」で中華料理などに利用されます。 薬味や、料理の風味づけによく使用される。辛みが強く焦げやすい芯の部分は炒めると苦みが出やすくなるので、取り除いて加熱調理すると良いです。 「ミネストローネ」にみじん切りにしたにんにくを使用することで、香りよく仕上げています。 7月20日の給食八宝菜は中国名で、「パーパオツァイ」といいます。八宝菜の「八」は数が多いことを意味する言葉で、よい材料をたくさん使って作った料理のことをいいます。八宝菜は中国料理の一つで、いろいろな材料を使って作る炒め煮のことです。各種の材料を炒め、スープや調味料で味つけし、水溶き片栗粉でとろみをつけます。 今回の給食では、豚肉、うずら卵、キャベツ、たまねぎ、たけのこ、にんじん、ピーマン、しいたけの8種類の材料を使用しています。 7月17日の給食ピーマンは、トウガラシの仲間で、赤ピーマンは緑色のピーマンを完熟させたものです。 ピーマンはカロテン、ビタミンⅭが豊富な緑黄色野菜であるが、完熟して赤ピーマンになることで含有量が2倍以上になります。これは、収穫まで十分に時間をかけることで、栄養が濃縮されるからです。 7月15日の給食なすは日本全国で露地栽培やハウス栽培で作られています。そのため、産地を変えながら、一年中市場に出回っています。 本来は夏から秋が旬の野菜であり、露地栽培のものが、6月から10月にかけてたくさん出回っています。 ある程度実が大きくなったら収穫しますが、次の実もどんどん大きくなります。余分な葉は取り払い、株の風通しを良くしておきます。夏になるとなすの枝が増え、そちらに栄養を取られて実が大きくなりにくくなるので、のびた枝を切り、肥料をやってしばらく収穫を休みます。こうすることで、秋にもう一度なすの実を収穫できるようになります。 |