6月19日の給食キャベツの原種はケールという野菜で、昔は薬効のある野菜として考えられていました。 キャベツもまた栄養的にすぐれた野菜で、特に外葉にはビタミンCやカロテン、芯にはビタミンCが多く含まれています。 野菜の中ではたんぱく質が比較的多く、ビタミンK、カルシウムなどの栄養素も含まれています。中でもビタミンUはキャベツから発見されたことから別名キャベジンと呼ばれ、胃腸の粘膜を正常に整える働きがあり、胃腸薬にも含まれている栄養素です。ビタミンUは熱に弱いので、生で食べると効率的に摂取することができます。 6月18日の給食切干しだいこんは、秋だいこんを用いて、天日で1日干して水分を13〜15%にしたものです。せん切干しのほか、丸のまま、または4等分にして乾燥してから小口切りにした花切干し、縦割りの割干しなどの種類があります。 干すことでうまみと栄養価が増します。生のだいこんと乾燥した切干し大根の栄養価を比べると、カルシウムは約20倍、食物繊維は約14倍、鉄は約15.5倍にもなります。 6月17日の給食もずくは、房総以南の静かな海域に生育する海藻で、糸状で細かく枝分かれし、30cm程になります。ホンダワラなどの海藻に着生し、「藻(も)に着く」からもずくといわれています。 平安時代中期「和(わ)名(みょう)抄(しょう)」に、「水(も)雲(ずく)」と名があり、古くから食べられてきました。もずくの酢和えのパックが出回り、よく食べられるようになりました。 6月16日の給食きゅうりの原産地はインドのヒマラヤと言われています。 日本には6世紀ごろ、今から約1500年前に中国から伝わりました。 きゅうりは暖かい気候に適しており、霜に弱いため、18度から25度が適温と言われています。 きゅうりの旬は夏で、露地栽培では6月から10月頃に収穫できます。旬とは、たくさんとれておいしい時期のことです。ハウス栽培などの発達により、1年を通じて栽培が可能になりました。 6月15日の給食本日から通常の献立が始まり、ひさしぶりのご飯の給食でした。 北海道産の「おぼろづき」という銘柄です。 |