9月4日の給食なすは日本全国で露地栽培やハウス栽培で作られているので、産地を変えながら、一年中市場に出回っています。 夏から秋が旬の野菜であり、露地栽培のものが、6月から10月にかけて多く出回っています。 ある程度実が大きくなったら収穫するが、次の実もどんどん大きくなります。余分な葉は取り払い、株の風通しを良くしておきます。夏になるとなすの枝が増え、そちらに栄養を取られて実が大きくなりにくくなるので、のびた枝を切り、肥料を与えてしばらく収穫を休みます。こうすることで、秋にもう一度なすの実を収穫できるようになります。 9月3日の給食通常のマカロニグラタンは、マカロニや鶏肉、玉ねぎなどの食材を使用し、からいりした小麦粉、牛乳、クリームなどでホワイトソースを作ります。 今回のマカロニグラタンは、牛乳やクリームの代わりに豆乳、小麦粉の代わりに上新粉(米粉)を使用しています。さらには、小麦の加工食品であるマカロニを使わず、米粉のマカロニを用い、パン粉も米粉で作ったものを使用しています。 乳、小麦アレルギーのある児童生徒に配慮した献立となっています。 9月2日の給食かぼちゃは、ウリ科の一年草で、日本で食用にされているのは西洋かぼちゃ、日本かぼちゃ、ペポかぼちゃの3種類です。主流は西洋かぼちゃであり、一年中食べることができますが、6〜7月が旬です。国産のものは、市場には8〜11月に多く出回ります。 大阪市の給食では、6〜10月に国産の西洋かぼちゃをいろいろな調理法で多く使用しています。 9月1日の給食香辛料とは、植物体の一部そのものか、その乾燥品、あるいはその中に含まれる有効成分であり、特有の香り、辛味や色調をもち、食べ物に加えることにより、風味を添えるものです。 香辛料には、香味と辛味による食欲増進作用、魚や肉の不快臭に対するマスキングなどの作用がります。 大阪市の学校給食では、一味唐辛子、オールスパイス、ガーリック、カレー粉、こしょう、さんしょう、シナモン、タイム、バジル、ローレルなどの香辛料を使用しています。 8月31日の給食オイスターソースは、牡蠣油とも言い、生牡蠣を塩づけして、発酵、熟成させた中国料理に使われる調味料の一つです。生牡蠣の旨味を抽出して、これに砂糖、食塩、でんぷん、酸味料などを加えたとろりとした液状です。 給食で使っているオイスターソースは、冷凍の牡蠣をすりつぶし、調味料などと合わせて煮つめて作ります。原材料は、牡蠣のほかにしょうゆ、水あめ、食塩、砂糖、増粘剤(加工でんぷん)、アルコールです。 |