9月11日の給食ツナ(缶)の原料にはかつおとまぐろがあるが、世界的な主流はかつおです。 大阪市の給食で使用されるツナ(缶)は、まぐろ、綿実油、食塩を使って作られています。 缶詰に加工することで、保存性が高くなります。 まぐろの身には、たんぱく質が多く含まれており、ツナ(缶)は、三色食品群で赤のグループの食べ物です。 9月10日の給食にんじんは緑黄色野菜の中でも、カロテン(体の中でビタミンAにかわる)を多く含みます。にんじんのオレンジ色はカロテンによるものです。カロテンは、目や鼻、胃腸などの粘膜を健康に保つ働きがあります。また、便通を整える食物繊維も含まれています。 にんじんは「西洋系」と「東洋系」の2種類に分けることができます。近年、市場で一般的に出回っているのは「西洋系」であり、「金時にんじん」や沖縄県の「島にんじん」は「東洋系」です。 9月9日の給食金時豆は、てぼ豆、うずら豆、とら豆などと同じ「いんげん豆」の代表的な種類で、赤紫色が鮮やかなことから赤いんげんとも呼ばれています。粒の形がよく、味も優れているので煮豆に最も適した豆と言われています。 いんげん豆は炭水化物が多く、たんぱく質、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛などのミネラルや食物繊維も豊富に含んでいます。また、炭水化物や脂質をエネルギーに変えたり、たんぱく質を分解・合成したりするビタミンB群も豊富に含んでいます。 9月7日の給食ホイコウローは、中国の四川料理の一つで、漢字では「回鍋肉」と書きます。回鍋とは鍋にもどす操作をいい、料理名にこの字がつくと材料をかたまりのまま煮たあと、適当な大きさに切って鍋にもどし、いためて仕上げることをさします。肉は豚肉を意味します。 今回の給食では、豚ばら肉をゆでてから他の材料といためています。 9月4日の給食なすは日本全国で露地栽培やハウス栽培で作られているので、産地を変えながら、一年中市場に出回っています。 夏から秋が旬の野菜であり、露地栽培のものが、6月から10月にかけて多く出回っています。 ある程度実が大きくなったら収穫するが、次の実もどんどん大きくなります。余分な葉は取り払い、株の風通しを良くしておきます。夏になるとなすの枝が増え、そちらに栄養を取られて実が大きくなりにくくなるので、のびた枝を切り、肥料を与えてしばらく収穫を休みます。こうすることで、秋にもう一度なすの実を収穫できるようになります。 |