ラッシュにもまれ重い荷物によろめき、眠い目をこすりつつ新大阪駅に現地集合。今年の修学旅行の幕開けです。新幹線が走りだし座席を回転させるなり生徒のテンションはかなり上がっていました。朝が早く爆睡かと思っていましたが…おやつ・弁当・トランプ・おしゃべり・記念撮影と元気一杯、時折車窓の風景に目をやりマツダスタジアムを見つけはしゃいでいる姿が微笑ましかったです。博多駅からバスガイドさんの案内をうけ、長崎市内へバスの旅が始まりました。平和公園では祈念像の威容に圧倒されながらのクラス写真撮影となり原爆資料館の見学、出島・グラバー園の名所散策の後、中華料理のもてなしをうけました。夕食後、バスは一路唐津へ。あわただしくホテル入館・入浴・就寝と続きましたがてきぱきと行動できました。翌朝は台風襲来とみまがう悪天で壱岐へのフェリー渡航が危ぶまれたもののいざ出航!横殴りの風雨は凄まじかったのですが船酔いは思ったより少なく印通寺港に到着、島の方々の歓迎をうけボリューム満点のBBQの昼食をとりました。午後はいよいよマリンスポーツに挑戦、体感温度は相当低かったにも関わらずビーチは歓声にあふれ海遊びを満喫したようです。夜は男女各2宿舎に分宿、壱岐牛や新鮮な海の幸は大変美味で出張販売のお土産選びも楽しく大満足の壱岐ステイとなりました。翌朝は離島時の紙テープのお別れセレモニーを心に残し唐津着。復路のフェリーは天候もよく優雅な船旅でした。最終行程は太宰府市内散策、合格グッズやお土産購入にご当地グルメの食べ歩きとあっという間の自由行動でした。午後には九州を発ち帰途の車中も疲れを見せずの学校到着でした。事前購入のカステラを持ち帰る人もいてご家庭ではきっと土産話に花が咲いたことでしょう。集団活動を支えた生徒一人ひとりの意識の高さとセレモニーの役員生徒をはじめとした修学旅行委員の頑張りで素晴らしい旅行となりました。