6月13日、14日の2日間2年生239名は68の事業所で職業体験をしました。1年の2月頃から、働くことや様々な職種について、理解を深めていきました。5月に希望調査をとると、飲食業、幼稚園、保育園を希望する生徒が多く、事業所の振り分けに苦労しました。事業所の方に自分達の事を知ってもらうための自己紹介カードを書くとき、子ども達はとても頭を悩ませていました。6月5日、子ども達は体験させていただく事業所に事前訪問に伺いました。事業所の方に、仕事の内容や注意事項等を話していただく中で、職業体験に対する意識がさらに高まってきたように感じました。6月7日の職業講話では、5、6時間目の2時間、体育館で静かに、講師の方の話を聞き、感想文もしっかりと書けていました。
職業体験本番を迎え、子ども達は遅刻せずに行けるだろうか、体調をくずして休む生徒はいないだろうか、と心配していましたが、1日目は遅刻する生徒もなく、暑い中、一生懸命初めての体験に取り組んでいました。2日目は数名、疲れが出たのか欠席がありましたが、概ね元気に事業所に出勤し、熱心に取り組む姿は輝いていました。この2日間は生徒にとって、とても貴重な体験となりました。働くことの大変さと意義を少し感じることができたことと思います。この経験を通して学んだことをこれからの学校生活に活かし、自身の進路を真剣に考えることを期待しています。