給食に「田辺だいこん」がでました
大阪の伝統野菜として、近年生産が再開された「田辺だいこん」が今年は此花区にも登場しました。伝統野菜のポスターを貼ったり、当日は給食主任からも連絡をしたり、子どもに関心を持つようにしていました。
みそ汁の中には、薄く短冊切りにして入っていました。見た目は普通の大根と同じですが、歯ごたえや少しの苦みは、「田辺だいこん」の独特のおいしさが感じられました。葉の部分は白菜の煮びたしの中に細かく切られて入っていました。苦みはありましたが、御出しの味によくあっていました。 形が普通の大根と違うので、実物を見せてあげたらよかったと思いました。2年ほど前に学習園で、種から「田辺だいこん」を育てた学年がありました。その時に収穫した大根は直径も8cmぐらい、長さも20cmぐらいで小ぶりでしたが、給食に使われた「田辺だいこん」は、直径も12cmぐらい、長さも30cmで葉もたくさんついている立派なものでした。生産しておられる方の苦労も伝わってきました。 少し前にも「大阪しろな」が給食に使われていました。和食が見直されている昨今、こうした伝統野菜を使った給食が、食育にもつながっていくと思います。 |
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