5・6年生が秋の遠足で須磨離宮公園に出かけていた日の話です。
職員室の電話が鳴り、大正区に住まれている方から次のようなお話をいただきました。
「私は大正区に住んでいるものです。今朝私が出勤しようと市バスに乗っていると、大運橋通りから南恩加島小学校の子どもたちが乗車してきました。『大勢の子どもが乗ってくるなぁ、いやだなぁ…。』と思っていると、どうでしょう、たくさん乗ってきた子どもたちは一言も喋ることなく黙って大正駅まで乗っていました。ただ黙っているだけではなく、乗車降車されるお客さんの迷惑にならないようにと、友だち同士で声を掛けあって通り道を開けている姿が印象的でした。『こんなに公共のマナーをしっかりと理解している小学生がいるんだ』と感動したので、お電話させていただきました。」
お電話された方は、感動のあまりお電話を入れずにはいられなかったということでした。
とっても心が温かくなるお電話でした。
南恩加島小学校の子どもたちが、区民の方からこんなにも褒められるのは、誇らしいことです。
本校のよさとして、全児童・全教職員で共有し、広めてまいりたいと思います。