卒業式にむけて1回目の練習では、全てが初めてということもあり、基本的な姿勢、声の大きさ、証書の受け取り方など一つ一つに大きな課題が残りました。 しかし、回を重ねるにつれ、場の緊張感が増し、子どもたちの練習に対する姿勢も大きく変わりました。 3月13日(木)は、卒業生、在校生、教職員が揃う中、最後の練習が行われました。本番さながらの雰囲気の中、課題としていた所がみるみると良くなり、教頭先生からは、「90点以上の出来!」とお褒めの言葉と、「残りの10点は気持ち!」とエールを送っていただきました。 あとは本番を残すのみとなりました。 26期生が立派に羽ばたく姿を皆さんに見ていただきたいと思います。 特別授業来ていただいたのは、金蘭会中学校・高等学校特任講師の的場亮さんです。 軽快なトークとプロジェクターを使ってのわかりやすいお話に、子どもたちも夢中になっていました。 時間の関係で的を絞って話してくださったのですが、憧れを持つこと、笑顔でいること、感謝の気持ちを忘れないことなどを、ご自身の体験談や動画を使って熱く語ってくださいました。 子どもたちの中には、感動で涙するものもいました。子どもたちは改めて「当たり前」であることへの感謝、自分自身を支えてくれている人への感謝の気持ちを確認したことでしょう。 予餞会予餞会の予餞とは、予(あらかじめ)餞(はなむける)ということで、この餞には、"旅立ちや門出を祝って、別れていく人に詩歌や挨拶の言葉を贈る"という意味が含まれています。 それを卒業式の前に行うことから、予餞会と呼ばれています。 予餞会は、はじめの言葉から始まり、校長先生の挨拶、1年生合唱、2年生合唱、3年生から1・2年生へのメッセージ、目録授与、最後は終わりの言葉で締めくくられました。 校長先生からは、「一人ひとりがこの東中学校から放たれる実であり、これからはその実を立派に花咲かせてほしい」との言葉をいただきました。 合唱は1年生が「Unlimited」、2年生が「大切なもの」を3年生に向けて、熱く歌ってくれました。 また、今年度から初めて3年生が1・2年生へ向けたメッセージを朗読する取り組みが行われました。 部活動や進路、日々の学校生活などについてアドバイスやメッセージを代表生徒が読み上げ、それぞれの思いを伝えました。 予餞会が終わり退場する時には、照れがあったものの、ビシッと決まった姿を見せてくれました。 次はいよいよ卒業式! 予餞会に引き続き、最高学年にふさわしい姿を見てもらいましょう! |