はじめての「あゆみ」2学期、元気にスタートできるよう、この夏休みを有意義に過ごしてください。 1学期終業式のお話
1学期もついに終業式を迎えました。子ども達には次のようなお話をしました。
4月からはじまった一学期が終わりましたが、楽しかったですか? (ゆっくりとほとんどの児童の手が挙がる) 手の挙がり方からすると微妙だけど楽しかったというところでしょうか。 でも、昨日いろんな方から、弘治のみんながとても素敵だという話を聞きました。 一つ目は、ここでお話をしてくださったシンクロナイズドスイミングの巽選手です。皆さん真剣に話を聞いてくれたのでとてもうれしかったとおっしゃってました。また、その後の実技指導でも、5、6年生のみんなが非常に良く指示を聞いて動いてくれたので、予定していた以上の指導ができた。よその学校ではできなかったことですと、ほめてくださいました。 二つ目は、給食の時間に地域の方の関係で日本でホームステイをしているデンマークのお姉さんが学校見学に来ました。そのときに6年生の教室でみんなが一生懸命英語でお話をしようとしていたので、とても積極的で素敵だとほめていただきました。 三つ目は、弘治の児童が地域の方に下校途中にあったときにきちんとあいさつをしてくれたので、とてもうれしかったと、これまたほめていただきました。 本当に皆さんはすごいです。一日でこれだけほめられる弘治小学校はとてもすばらしいと思います。皆さんも誇りを持ってください。 でも、残念な話も聞こえてきました。弘治のみんなは優しい人ばかりなのに、教室でものや靴がなくなったりしたというのです。 とても悲しいことです。それは単に物がなくなるということではなく、もっている人の気持ちも傷つけてしまうからです。すごく残念なことです。物の大切さやなくなった人の気持ちを考えることができればこんなことは起こらないと思うのです。 今、校長先生が読んでいる本にこんな話がありました。 江戸の人たちはものをとても大切にしたそうです。当時は着物を着ていましたが、ずっと着ていると破れたりほつれたりしますが、それでもできるだけ修繕して使ったそうです。それぐらいなら今でもあるかもしれませんが。江戸の人は違います。どうしても修繕できなくなったら、赤ちゃんのオムツに縫い直します。最近は布のオムツはあまり知らないかなぁ。 そのオムツも何度も使って、使えなくなったら、今度は雑巾に縫い直して掃除に使います。掃除のたびに使って、もう雑巾としても使えなくなったらどうでしょう。 捨てます? いやいや、江戸の人はまだまだ使います。これを燃やします。燃やしたら終わりやと思うでしょ。違います。燃やしたら残る灰を石鹸として使ったのだそうです。すごいですね、江戸の人たち。 さて、さすがに今の生活でここまでしようとは言いませんが、ものを大切にする心は見習いたいものです。 優しい弘治のみんなには物も人の心も大切にしてほしいと思います。よろしくお願いします。 さて、最後に校長先生から宿題を出したいと思います。(え〜っという反応を期待しましたが、シ〜ンとしてしまいました) 先日の松之宮のお祭りの夜に火遊びによる事故があったと聞いています。これからの夏休みに花火などをすることもあるかと思いますが、このあとの夏休みの生活のお話を良く聞いて事故の無いようにすごしてください。 そのことを踏まえて、校長先生からの宿題は…9月2日には全員元気な顔でここに集まってください。できますか? (みんな元気にハーイと返事をしてくれました) 以上で校長先生の話を終わります。 学校だより夏休み号
「学校だより夏休み号」を掲載しました。「配布文書」にありますので、ご覧ください。
明日からいよいよ夏休みに入ります。プール・図書館開放や地域の行事などがたくさん開かれます。進んで参加し、有意義な夏休みにしましょう。 トップアスリート「夢・授業」〜シンクロを体験〜
講演の後、プールサイドに移動し巽選手の演技を見ました。しなやかな腕の動き、水中での華麗な技に子どもたちも見とれていました。
その後、5・6年生は巽選手からシンクロナイズドスイミングの実技指導を受けました。丁寧で分かりやすい指導によってたった数分で子どもたちも素晴らしい演技を披露することができました。 そして、最後に記念写真。さらに、一人ひとりと握手を交わし、努力するパワーをいただきました。 世界を股にかける選手から直々にお話を聞ける機会はめったにありません。とても良い体験をすることができました。 トップアスリート「夢・授業」〜巽選手をお招きして〜
7月18日(木)、シンクロナイズドスイミングでシドニーとアテネの2大会に日本代表として出場した巽 樹理選手をお招きして、夢のかなえ方や努力の大切さについて講演していただきました。
外国の選手と比べ身長が低い巽選手は、それを補うため誰よりも練習を重ねたそうです。特に水中での演技では、大柄な選手に負けないように体全身でダイナミックな演技ができるようおもりを腰につけて練習に励んだそうです。それが認められて、日本代表に選ばれ、2大会で2度も銀メダルを獲得することができました。 「限界を自分で作らない」 巽選手が弘治小学校の子どもたちに贈ったメッセージです。「どうせ無理だって」「私にはできないし」と自分で限界を作るのではなく、まず、やってみる。その積み重ねが少しずつ少しずつ成功につながるのだと・・・。オリンピック選手の言葉は子どもたちにも響いたと思います。子どもたちにとっても貴重な体験となりました。 |
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