全校集会での校長講話
皆さん、おはようございます。久しぶりの全校集会です。
さて、先週からのゴールデンウィークはいかがだったでしょうか。部活動で忙しかった人も多かったと思いますが、少しはリラックスできたと思います。 さて、ゴールデンウィークの初日4月29日は「昭和の日」でした。この日は平成18年までは「みどりの日」。そして平成になるまでは「天皇誕生日」でした。 その「昭和」という時代ですが、まさに激動・激変の時代で、日本経済が急激に成長し、アメリカ合衆国に次いで世界第二位の経済大国となりました。しかし、その前には第二次世界大戦が勃発し、アジアでは太平洋戦争が始まってしまいました。 戦争のことは、君たちのおじい様やおばあ様でも経験していない人が増えてきました。 多くの命を奪った戦争。そして国土もボロボロになりました。大震災など自然災害で国土が破壊されることがあっても、戦争を起こし、尊い命を落としてしまうことは絶対にダメです。 残念ながら、多くの命が亡くなってしまった結果、今の日本の平和があります。我々はその戦争の中を頑張って生き抜いてくれた祖先がいたからこそ、この時代に生きることができています。 ですから、祖先に感謝して、お彼岸やお盆にはお墓参りをしたり、毎日仏壇などに手を合わせることはとても大切です。 人に「感謝」すること。生きていくうえで、すごく大事です。我々は歴史の中で、紙一重のところで助かって生きています。だから、今をしっかりと生き抜き、将来、自分の子ども、孫を育てていかねばなりません。 祖先への「感謝」とともに、「人間の尊い命の存続」を心に、頑張って生き抜いてほしいと思います。 |