開校記念式典では「学校長式辞」で、キャリア教育を軸にした『むくのき学園』がめざす教育や新しい学びのスタイルについての話がありました。また、一人一人のちがいはさまざな個性であり、子どもどおしの素敵な出会いを通して、心の成長を願っているという組織目標の話もありました。
　祝辞の最初は京極副市長様より、「椋（むく）の木」にまつわるお話や「市長様からの祝辞」を代読いただき、大阪市が『むくのき学園』の教育実践に寄せる期待が、大きいことをあらためて感じることができました。

　５月31日(土)、授業参観終了後、体育館で『むくのき学園 開校記念式典』が挙行されました。開会前のオープニング演奏として、本年度発足した音楽部による箏の演奏がありました。１曲目は、ビバルディの「春」、２曲目は金子みすゞの童謡にちなんだ「私と小鳥と鈴と」で、開式前の会場が静寂に包まれ、厳粛なムードが漂いました。
　とりわけ２曲目の「私と小鳥と鈴と」は、本学園の組織目標を意識した演奏曲で、創設間もない部ですが、立派に大役を務めてくれました。

　５月31日(土)、『むくのき学園』として、初めての土曜授業がありました。保護者・来賓の受付総数が300名を上回り、開校記念式典と合わせて実施をしましたので、大きな関心と反響を呼びました。保護者の方々には、それぞれの教室で子どもさんの授業での様子を参観いただいたり、掲示物を見ていただいたりしました。
　夏本番を思わせる天候でしたが、各教室では児童生徒の皆さんの熱気が充満した中、暑さを吹きとばす、元気いっぱいの授業が展開されていました。

　５月28日(木)、７年生は５月15日(木)〜16日(金)に「大阪府立信太山野外活動センター」で実施をした、一泊移住新聞を個人用ｉＰａｄで作成し、データを保存しています。今週末に土曜授業と開校記念式典があるため、全員がプリントアウトし、階段のおどり場や廊下などに貼り出されました。
　３年生以上のｉ Ｐａｄの利活用は、この２ヶ月で徐々に広がりを見せ、１．２年生の普通教室や特別教室にある大型ＴＶや教室用ＰＣ、書画カメラなどの導入機器も授業の中で活躍しています。
　【土曜授業の案内はこちらを、開校記念式典次第はこちらをご覧ください。】

　５月30日(金)、今日の児童集会は１年生から６年生と、ご協力いただいた保護者の方も交じって、『運動場の石拾い、草ぬき』を行いました。学年ごとにエリアを決めて、運動場周囲の雑草抜きや、バケツ・篩(ふるい)などを持って、小石を集めてくれました。
　『むくのき学園』では、６月15日(日)の運動会に向けて、各学年では部分的に練習も始まっていますが、来週からの全体練習を前に、児童の皆さんが頑張って運動場整備をしてくれました。