8月6日 平和登校日今年は米倉澄子さんを講師にお招きし、「戦時中の『少国民』、学童集団疎開、戦後の生活」についてお話していただきました。 米倉さん自身の小学校2年、3年生の時の体験を、生徒たちは静かに熱心にに聞いていました。 生徒の感想文 私が米倉さんの話を聞いて一番驚いたことは、今みたいなふつうに生活していることが、その頃にとっては夢みたいなものだということです。 私は、戦争といってもお風呂に入ったり、白いご飯を食べたり、寝たりすることはできると思っていました。でも、その頃は、白いご飯を食べれなかったり、お風呂は男の子が先に入り、女の子が入るころには水がなくなっていたり、寝ている間にサイレンが鳴ってゆっくり寝れなかったりと、私が思っている以上に苦しい生活だと知りました。 今は知り合いを家にあげたからといって、何か盗むかと疑うことはないけれど、その頃は人を疑ってしまうほど生活が貧しいということがわかりました。 私は普段の生活はあたりまえのことだと思っていました。でも、この生活は当たり前じゃなく、ありがたく、一番大切なことだとあらためて知りました。 |
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