6年生でキャリア教育をしました校区にある会社の「荒川化学工業」から研究者の方が来てくださって、6年生の子どもたちに実験を通して、化学のおもしろさと仕事のやりがい等について伝えてくださいました。 実験では、子どもたちがグループに分かれて、薬品を塗った部分と塗らなかった部分のある「ろ紙」をドライヤーで乾かし、ネームペンで字を書いてみました。すると薬品を塗らなかった部分は字がにじむのに、塗った部分は字がにじまないのでみんな驚きました。さらに実験は続き、最後にこの薬品は「サイズ剤」というものですと教えてもらいました。 説明の部分では、こうした薬品はノート等を作るときに使われ、みんなのふだんの生活に役立っていること。また、研究者の人たちは何度も失敗を繰り返しながらも、実験に成功してそれが多くの人の役に立つことを仕事のやりがいと感じていることなどを話してくださいました。 授業後の感想では「実験の結果と薬品のはたらきにびっくりしました。」「研究して作られた薬品が、ノートだけでなく、パソコンやスマートフォンにも役立っていると聞いてすごいなと思いました。」「一つの物を作るのにも大変な苦労と努力と喜びがあることがわかりました。」等と多くの人が書いていました。 荒川化学工業の方々には、事前準備から授業までお忙しい中をお世話になり、本当にありがとうございました。6年生にとって有意義なキャリア教育になったと思います。 2年生が全校児童に本の紹介をしました国語で学習した「お手紙」の作者アーノルド・ローベルの本をいろいろ読んで、その中から「カヌーはまんいん」「ふたりはいつも」「とうさんおはなしして」「ふたりはいっしょ」を選び、各組の代表が紹介をしました。 紹介では、お気に入りの文やさし絵をスクリーンに大きく映して見せたり、クイズを出して聞いている人にハンドサインで答えてもらったりしました。 2年生が自分たちが大好きな本を「楽しいからぜひ読んでみてください!」という気持ちで紹介したので、その気持ちがみんなによく伝わりました。 地域の方々が子どもたちを見守ってくださっていますこの様子を見た地域の方々が、子どもたちが安全に登校できるようにと、まず車の往来の多い交差点に立ってくださり、次は人数の多いマンションからの通学路にも立ってくださいました。そして連合町会でも話し合ってこうした「見守り隊」を増やしてくださることになりました。下校時には従来からPTAの方々が交代で立ち番をしてくださっています。多くの目で子どもたちの安全を見守っていただくことになって、学校としても大変ありがたく心強く思っています。 子どもたちからも「おはようございます」「ありがとうございます」の声が聞こえてきますが、これからも感謝の気持ちが伝えられるようにしたいですね。 めずらしいお客様が来ました!?先日、校長室前の廊下にめずらしいお客様が来ました。あまりにきれいな姿なので思わず写真に撮って調べてみると、「アオスジアゲハ」という種類で、実はそれほどめずらしいものではないそうなのですが、やはり初夏に多く見られ、アゲハの一種としては珍しくこの写真のように翅(羽)を閉じて止まるそうです。また、翅(羽)の黒い部分には鱗粉があるが、美しい青緑の筋の部分には鱗粉がないそうです。 子どもたちは昆虫が大好きで、いろいろなことをよく知っています。たまには子どもに教えてもらうのもいいかもしれませんね。 NIE(教育に新聞を)に取り組んでいきますと言ってもお休みされている先生の代わりに…ということではなく、本校は今年新聞を使った教育活動を行い、NIE(Newspaper in Education=教育に新聞を)実践校として登録しています。そこで、兵庫教育大学と連携して、同大学で研究されている安田陽子先生に来ていただき、子どもたちに新聞を使った学習の楽しさを教えていただくことになりました。 安田先生は朝会台でご挨拶の後、「ワールドカップのことは知っていますか?」と尋ねられ、大半の子どもたちが手を挙げると、ワールドカップの記事が載った五つの新聞を広げて見せて、「同じできごとを伝える場合でも、新聞にはそれぞれの見方や伝え方があっておもしろいですよ。」と話されました。 安田先生は今後、指導内容に応じて本校に来て、5年生を中心にNIEを本校の先生と共に進めていただく予定です。お家でもまた新聞を話題にご家族でお話をしてみてください。 |