地震・津波の学習のあと、引き続き体育館において、自衛隊大阪地方協力本部中央地区隊・荒巻靖隆隊長から「自衛隊の災害派遣活動について」というテーマで講和をしていただきました。
　荒巻隊長は、東日本大震災発生直後から救援活動に取り組まれた経験をもとに、被災直後の様子、救助・救援活動の様子、復興に向けての取り組みなど、実体験をもとに、貴重なお話を聴かせていただきました。

　荒巻隊長からは、地震発生時には何おおいても頭を守る行動をとることを教えていただきました。また災害派遣活動では、行方不明者の捜索や瓦礫の撤去だけではなく、避難生活をされている方々の心のケアに取り組んでいたこと、街の復興に向けて様々な人が協力してかかわっていたことなどを教えていただきました。

　講話のあと、荒巻隊長からクイズが出され、正解した生徒は景品（文房具）をもらっていました。

　６時間目、各教室に戻り、担任の先生の指導のもと、「鶴見区防災マップ」を活用して、ワークシートに取り組みました。
　ワークシートでは、防災マップの中のマークの意味を学習し、また、避難所に移動するときに家から持ち出すものなどについて考えました。

　最後に、「防災巻」に取り組み、土曜日の午前１１時１５分、自宅でテレビを見ているときに地震が発生し、２時間後に津波が来るという想定で、地震発生から２４時間の行動をシュミレーションしました。
　子どもたちは鶴見区防災マップ、防災巻を持ち帰っています。ご家族でも防災について考えてみてください。