前頭葉を鍛える大切さ【視点A 学力の向上】
9月23日(火)
本校児童の実態の一つに、1日にゲームに費やす時間が長く家庭学習や読書をする時間が短いということがあげられます。そこで、昨日の児童朝会で次のような話をしました。 脳の研究者によると子どもの頃からゲームを長い時間していると前頭葉という脳の前の部分が発達しないというのです。前頭葉が発達しないとたいへんなことが起こります。 ○考える力や、やっていいことか悪いことかを判断する力が育たない。 ○ちょっとしたことですぐに腹が立ち、人に暴力をふるう。 ○筋道を立てて物事を考えられない。 また、前頭葉というのは皆さんのように小学生のうちに発達していないと、それより後では、発達しにくいそうです。つまり、今、前頭葉を発達させておかないと、一生にわたって取り返しのつかないことになってしまうということです。では、どのようにしたら、前頭葉が発達するのでしょう。 ○ゲームをする人は1日に30分、長くても1時間以内にします。 ○ゲーム以外でスポーツや音楽など自分が夢中になれることに打ち込み、できるだけ、多 くの人と接する。 ○友達と一緒に外で元気に遊ぶ。 ○人と会話をし、自分で考えて答えを出すということを習慣づける。 ○読書をして、ほんとうには体験できないことを物語の主人公になったつもりで想像しな がら読む。 これらのことを毎日の生活の中に取り入れると、前頭葉がすごく発達するそうです。今日から、生活習慣を変えましょう。中学生になってからではもう遅いのです。先生やおうちの人ががんばってもどうにもなりません。前頭葉を鍛えることができるのは、ここにいる自分自身です。 子どもたちは今日はどのように過ごしているでしょうか?体を動かし、人と会話をし、読書をしているでしょうか?頑張るのは子どもたち自身です。おうちの方々も、是非応援してあげてください。 河内音頭を教えていただきました【視点D 地域コミュニティーづくり】本日2時限目に菖蒲会から吉村先生始め8名、内代連合女性部から3名、計11名の方々にお越しいただき、河内音頭を教えていただきました。運動会で全校児童、保護者、地域の方々が一緒になって「河内音頭」を踊るのが恒例となっています。1年生は初めての練習でしたが、地域のみなさんの手足の動きをよく見て、一生懸命踊っていました。保護者の方もご参加いただきありがとうございました。、大阪に古くから伝わる「河内音頭」を運動会当日は、さらに多くの方々とともに楽しく踊れたらと思っています。ご協力よろしくお願いします。 『読書の秋』です!!『読書の秋』今日の朝読書はどのクラスもすぐに読書が始まりました。静かな教室で、廊下に流れるオルゴール曲をBGMに、どの子も自分が選んだ本を読んでいました。一人でも多くの子どもが心に残る本と出合い、読書の楽しさを知ってくれるといいなと思います。ご家庭でもテレビ、ゲームから離れ『ファミリー読書タイム』が楽しめるといいですね。 第3回 授業研究会を行いました本年度第3回目の授業研究会を行いました。1年1組で生活科「石で楽しく遊ぼう」という授業を全教員が参観し、放課後、授業についての討議会をしました。子どもたちは自分で集めた石や先生が用意した石を使い、思い思いの遊びをしていました。途中からは友だちと石の交換をしたり、友だちと一緒に遊びを考え出したり、遊びに広がりがみられるようになりました。最近の子どもは幼児期から自然物を使ったり、外で体を使ったりして遊ぶ経験が少ないとか、自主的に工夫して生活することが苦手とか言われています。そのような実態を受け、本校では昨年度から、「生活科・総合的な学習」を中心に指導法の研究を進めています。「体験から学びへ」の合言葉のもとこれからも指導力の向上に努めていきます。 読書の習慣を身につけましょう 【視点A 学力の向上】本校では毎週木曜日の朝は「全校一斉読書」の時間にしています。朝の会のチャイムと同時に、事前に用意していた本を開き読書の世界に入り込む子、学級文庫の棚の前で今日読む本を探し始める子、なかなか本に手が伸びない子など様々です。 全国学力・学習状況調査の児童質問紙において、次のような質問があります。 ○普段(月〜金曜日)、1日当たりどれくらいの時間、テレビやビデオ・DVDを見たり、 聞いたりしますか(テレビゲームをする時間を除く) ・4時間以上と答えた子どもが27.3%います。(大阪府 23.7% 全国 19.8%) ○普段(月〜金曜日)、1日当たりどれくらいの時間、テレビゲーム(コンピュータゲー ム、携帯式のゲーム、携帯電話やスマートフォンを使ったゲームも含む)をしますか ・4時間以上と答えた子どもが15.2%います。(大阪府 11.4% 全国 8.9%) ○学校の授業時間以外に、1日当たりどれくらいの時間、読書をしますか(教科書や参考 書、漫画や雑誌は除く) ・1時間以上と答えた子どもは18.2%と大阪府や全国平均と比べ同じような割合に なっています。(大阪府 17% 全国18%)しかし、 ・10分より少ないまたは全くしない51.5%(大阪府 41.8% 全国 35.2%)という結 果になっており、半数以上の子どもが読書の習慣がないといえます。 読書は知識を増やしたり、新しい発見をしたり、実際には体験できない世界を体験できたりし、心を豊かにすることができます。また、根気や集中力を養うこともできます。読書に最適なシーズンとなってきました。テレビを見たり、ゲームをしたりする時間を減らし、読書週間が身に付くようご家庭でもご配慮ください。 |
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