本日の６限、２年Ｂ組で佐藤博教教諭の研究授業（数学）が行われました。「連立方程式を使って問題を解く」という内容です。最初は前回に解いた問題の復習をしました。次に二つの例題（連立方程式）を解き、最後に例題を参考にして、自力で応用問題を解くという構成です。例題を解く際には「全員で文章問題を音読する」などして、何が問われているかをみんなでしっかり確認する工夫がなされていました。一つ一つの例題についての考え方以外にも、より効率的な「別の解き方（別解）」についての指導がありました。佐藤教諭は机間指導をしながら一人ひとりのノートを点検したり、早くできた人には問題集をするように指示したりするなど、個に応じた指導に取り組んでいました。少し複雑な計算もありましたが、２年Ｂ組の生徒は、みんな真剣に、慎重に、じっくりと問題に取り組んでいました。

１年生で取り組んでいた、中高合同体育祭の「感想画」が完成しました。それぞれの心に残った“インパクト”が一人ひとりの個性的な絵・イラストに表現されています。見ていると和やかで楽しい気分になります！

４時間目の３年生、理科の授業の様子です。今日は化学実験室での実験の授業でした。今回の実験の目的は「生物のからだにはＤＮＡが存在することを確認する」ことです。ブロッコリーからＤＮＡを抽出し、肉眼で観察するという内容です。はさみで細かく切り取った花芽をミキサーで液体状にし、アルコール等を加えて「もやもやした糸状の物質（ＤＮＡ）」を取り出します。「ＤＮＡ」という言葉はよく耳にしますが、実際に「ＤＮＡを見たことがある」という人はそれほど多くはいないと思います。しかも参考書の写真ではなく本物のＤＮＡを数十分でしかも肉眼で見ることができるのは驚きです。このような「本物体験」は記憶に残りやすく、好奇心をかきたててくれます。ビーカーに漂う「もやもやした糸状の物質」に生命の神秘的を感じました！

２年生では総合的な学習の時間や学級活動等の時間等を利用して、「国際理解教育」を進めています（全体で６〜７時間の計画）。テーマは、「つながっている、世界と私」です。「今、世界はどうなっているのか？」「私（たち）にできる国際貢献とはどのようなものか？」等について、班（４人）で協力して課題を設定し、調べ、まとめ、発表します。発表はポスターセッション形式で行います。最終的には自分たちで探究したこと、考えたことをもとにして「JICA国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト」に原稿を投稿する予定です。本日は、大会議室での授業でした。まず、２年生を４人ずつ、２０の班に分けました。次に班ごとに地図帳をもとにしてアジアの国を一つ選びました。国際貢献のためには相手の国をよく理解することが土台になります。社会科・地理的分野で学習した知識や技能を活用し、さらに発展させながら、「国際協力」や「国際貢献」という視点から国際理解教育を深めていきます。

７月２５日（金）・２６日（土）に、本校を会場として、大阪市内の小学校６年生と保護者の方々を対象とするオープンスクールを開催いたします（写真は昨年度のものです）。両日とも、午前の部と午後の部に分かれ、在校生による学校紹介をご覧いただいたあと、授業体験、部活動体験をしていただきます。本ホームページで受け付けておりますので、参加を希望される方は、申込みフォームにご記入ください。