9月4日発行生徒会新聞から< 生徒会 役員 > 釜石東中学校に視察に行ってきました本校と釜石東中学校との交流は3年前にさかのぼります。震災のあった年に修学旅行の一環で本校に来校され、それ以来交流をしてきました。 生徒の中からかねてより「釜石東中学校の今の様子が知りたい」という声があり、それを受けての今回の視察。私が岩手で見聞きしたものは想像をはるかに超えるものでした。 震災から3年経ちますが、目につくのは工事現場の多さでした。まだまだ住居や施設の再建には時間がかかりそうな様子です。 町のいたるところに津波の到達推移を示すプレートがあり、人間の身長などとても及ばない高さです。横に並んでみると改めて津波の恐ろしさを感じました。 案内してくださった先生方も、震災の多大な影響を受けておられ、話のひとつひとつに重みのあるものばかりでした。 釜石東中学校の校舎は現在プレハブ施設です。案内されたときは驚きました。実際の校舎はすでに取り壊され、そこに残されているのは盛り土と鉄骨のみです。 震災当日、避難された経路を歩いてきました。先生方の体感では避難にかかった時間は約15分。この15分が運命を大きく左右するものだったと考えると、津波の脅威を感じずにいられません。 釜石東中学校では防災教育に力を入れておられ、実体験に基づいたそれらの活動は非常に参考になりました。生徒が自主的に活動に取り組み、自らの命を守るということ。「率先避難者(=先頭に立って避難する人)であれ」という言葉がとても印象に残っています。 当然の行動が非常時にはできないものです。大災害を想定した活動は、今後の私たちの生活や取り組みの良きモデルがあったように思います。 今回の視察は少ない時間ながら、多くのことを知る機会となりました。これを踏まえ、今後の本校の防災教育や防災活動に役立てていきたいと考えています。 また、生徒会でも釜石東中学校との交流を全校生徒に広く知ってもらうための活動を重ねていきたいと思います。 真夏の台風という荒天の中での視察でしたが、非常に意義深いものとなりました。 (文責:杉本直樹) 平成26年度「校長戦略予算」が認められました
この度、学校協議会の議論等をふまえて申請していた「校長戦略予算」が教育委員会から承認されました。この予算は校長が定める「学校の運営に関する計画」の各目標を達成するために必要な経費を教育委員会に申請し、承認を受けるものです。本校においては、学級数に応じて全ての学校に認められる「基本配付予算」(440,000円)は芸術鑑賞会の予算として計上しました。また、特色ある学校づくりに必要な事業を計画実施する学校に対して配付される「加算配付予算」は防災教育の充実や、生徒の体力・運動能力を高めるための予算(3,325,000)が認められました。加算配付予算の実施計画書(1〜2)をホームページの配布文書に掲載しましたのでお知らせします。生徒たちのために、有効に予算を活用して参りたいと存じます。また、その様子も紹介して参りますので、ぜひご覧ください。
校 長 柔道部 夏休みの活動報告(後半)また明日明後日はこの間の活動の成果を出す場となる合同ブロック大会(公式戦)が梅南中学校で開催されます。部員の活躍を期待したいとともに、お時間の許す範囲で保護者の皆様にも来ていただけると部員たちの励みになると思います。よろしくお願いします。 夏季休業期間中の工事について −1階玄関扉改修工事−
夏季休業期間中に、1階玄関の扉(計4台)の改修工事を行い、
工事が完了しましたので、ご報告いたします。 水による扉の部品の腐食及び扉の開閉時の油漏れ並びに梅雨以降の扉 開閉が困難な状況・生徒の安全確保に万全を期す等が、主な工事の理由です。 参考までに、工事前・工事中・工事後の写真を掲載しています。 今後とも、生徒が安全で快適な学校生活を送ることができるように、 学校施設の整備を進めてまいります。 |