11月17日 全校集会 その1
本日、吐く息も白く冷え込むなか、生徒会の号令のもと全校集会が行われました。
まずはじめに恒例の表彰状の伝達式です。始めに、校長先生からユネスコ第54回作文コンテスト特選に2年生生徒が受賞した事の報告と表彰状の授与です。つづいて、ソフトテニス部の3B女子個人の部での優勝と3位の賞状の授与です。3位の賞状は2枚ありました。このことからわかるようにベスト4に本校から3チームが入っていたことになります。ユネスコの受賞といい、まさに『文武両道』本当によく頑張ってくれたと思います。 11月17日 全校集会 その2最後に校長先生のお話です。 以前に、吉本興業の会社の方から聞いたお話をご紹介されました。吉本興業では、毎年400人から500人の芸能人希望の応募がある。ところが、1年がたち研修生として残るのは20人から30人である。更に2年たつと3,4人になる。ただ単にテレビを見て自分もなりたいと思うだけの人は残らない。残る人には共通した特徴がある。 その1つは、「大きな声であいさつができる人」 続いて「返事をしっかりとできる人」 最後に「敬語が使える人」だそうです。そして、最後まで残る人の共通点が『まじめ』だということだそうです。『成功=努力+継続。成功する人はまじめに努力し、それを継続していける人』逆に言えば、『いい加減な人はいい加減な結果しかでない』と言うこと。みんなもこの話に自分自身を重ねて振り返り、『まじめ』な学校生活が過ごせているか自問自答してほしい。と話されました。 1年 秋の遠足(奈良方面)今回の行先は奈良公園です。 奈良駅に向かう途中では、電車が大幅に遅れるというハプニングが起こりましたが、オリエンテーリングの時間を調整するなど、皆で協力し、臨機応変に対応ができたので、遅れてしまった時間をカバーすることができました。 学年目標の”奈良の魅力に触れながら、班のまとまりを強め、マナーを身に付けよう。”にあるように、各施設や建造物を通して、普段の生活とはまた違った古都・奈良の文化に目一杯触れることができた遠足だったと思います。 さて、遠足に向けては班長が中心となり、班長会議や班会議を始め数多くの取り組みを行ってきました。時には放課後遅くまで残ることもありましたが、皆が”遠足を成功させる”という思いで熱心に取り組んでいました。 当日は、班長の声掛けも積極的に行われ、それに対して班員全員が協力している様子が数多く見られました。そのため、大きな事故や問題等もなく、当初の予定よりも早く学校に帰ってくることができました。これは一つの大きな成果といえます。 しかし一方で、全員が忘れ物ゼロ!!…とはいかず、少なからず忘れ物をした人や、周りの状況を考えない行動を取って先生から注意を受けている人がおり、反省すべき点や課題も残る遠足となりました。 日々の学校生活での班活動もさることながら、今後は人権学習の取り組の中での班活動も行われます。 今回の遠足で経験したことを糧にして、次の班活動へと繋げてもらいたいと思います。 3年 茶道体験当日は、PTA茶道部の先生方に作法の指導をしていただいたり、茶道具の説明をしていただきました。 生徒たちは緊張した面持ちで茶菓子やお茶をいただきながら、茶の湯の奥深さを感じているようでした。 中には正座のために足がしびれてしまい、しばらく立てない生徒もいました。 茶道体験を通して、素晴らしい日本の伝統文化に触れることができました。 ご指導いただきました先生方、ありがとうございました。 3年人権学習 多文化の時代−これからを生きるために−キーワードは「自立」。それは、対話する力・コミュニケーション力。社会で生きていくということは一人では解決できないことを解決していくこと。人の力を借りなければ解決はできない。そのために必要なのが、対話する力・コミュニケーション力であることを金さんの経験を通して語られる内容は、わかりやすく明解でした。 <コミュニケーション力。相手に自分の意見を伝える力は、コミュニケーションをとることが難しい、あえて自分と意見が違う相手と関わることによってこそ培われる。それは、文化や背景が違う相手と積極的に関わり生きていくことでもある。>と金さんはいいます。 『まず、話がとてもうまくて引き込まれた。重要なところが重要だと分かるように説明してくださった。そして、「かき分けても、もぐっても、跳び越えてもいいから、自分と違う境遇の人をみつけてください・・・・・」みたいな?ことや。(中略)あまり多文化について興味なかったけど、話が終わった後に金さんの話をもっと聞きたいと思った。受験が無事終わったら(おわるかな・・?)コリアンタウンへ行きたいと思った。』(生徒の感想より) |